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 10月の誕生石オパール。オパールといえば、他の宝石にはない、まるで虹を閉じ込めたような美しい遊色効果を思い浮かべるのは私だけでしょうか。オパールの語源は「宝石」を意味するサンスクリット語の“Upala”や、「目」を意味するギリシャ語の“Opthlmus”など諸説あります。オパールは実は水晶系の石で、成分中に水分を含む点は他の石には見られない特徴です。遊色効果は英語ではplay of colorと呼ばれ、ブルー、グリーン、レッド、パープルなど、現われる効果によってもその価値が変わります。また、その地色の違いから、ブラックオパール、ファイアーオパール、ホワイトオパール、ウォーターオパールの四種類があります。

 古代ローマ、ギリシャ時代からオパールは人々に愛された石でしたが、18世紀の作家ウォルター・スコット卿の小説の影響で一時不幸をもたらす石として人気が下降をたどりました。その後、1870年代にオーストラリアで良質な石を産出するオパール鉱山が発見されたこともあり、ヴィクトリア女王が国を挙げてオパールの人気の回復につとめます。

 ヴィクトリア女王はオパールを愛し、常に身に着け、夫君のアルバート公にいたっては自分自身でオパールジュエリーのデザインをしたほど。ヴィクトリア女王が五人の王女の結婚に際してそれぞれにオパールのジュエリーを贈ったこともオパールの価値を高めました。また、ナポレオンがジョゼフィーヌに「トロイの炎上」と呼ばれた見事なファイアーオパールを贈っていましたし、19世紀のルーマニア王妃エリザベートはオパールのタティングシャトルを持っていたことからも、王族に愛された石であったことが分かります。イギリスの故エリザベス女王にいたってはオーストラリア政府から贈られた203キャラット(!)のオパールのペンダントとイヤリングのセットを持っていることでも有名です。

 オパールはタブレット、トリプレットと呼ばれる張り合せの石も流通しているので要注意。また乾燥に弱く硬度の低い石であることから、日光や熱、超音波洗浄機は厳禁。くれぐれもぶつけたりしないようお気を付け下さい。




オパールのジュエリーを集めてみました。
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J-107-7
オパール・シードパール
ペンダント/ブローチ


SOLD

J-87-1
オパール&パール
リング


SOLD

J-105-4
オパール&ダイヤ
リング


165,000
(¥150,000 )

J-110-8
オパール・シードパール
ペンダント/ブローチ

253,000
(¥230,000)

J-108-2
オパール&ダイヤ
リング


385,000
(¥350,000)

J-96-7
オパール一文字
リング


SOLD

J-105-10
オパール&ダイヤ
バーブローチ


140,800
(¥128,000)

J-97-6
オパール
ラヴァリエール
ネックレス


SOLD

J-106-26
“ADORE”
リング



330,000
(¥300,000)

J-111-11
アール・デコ
オパール&パールペンダント
(オリジナルボックス付き)

SOLD



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