クローバーをかたどったハート形のリースの中央にハート形のオパール
ラヴリーなオパールペンダント
天然真珠のシードパールをキリスト教の「三位一体」を表すクローバーモチーフにセット、互い違いにラウンドカボションカットのオパールをセットしたハート形のリース。中央にハート形のカボションカットのオパール、下にはカボションカットのティアドロップ形のオパールが揺れるとてもラヴリーなペンダントです。バチカンにもシードパールが一粒セットされています。
中央のハート形のオパールは、ピンクとグリーンが強くあらわれる他、ブルーやパープル、クリーム色があらわれる遊色。下のティアドロップ形のオパールはピンクが強く出て、グリーンが微かに出る遊色。周囲のラウンドのオパールは、様々な色にひときわグリーンが強く出る遊色。それぞれの石に個性がありますが、全体のバランスは良く、皆美しい色合い、オパールの魅力がしっかりと感じられます。また、ハート形のオパールの上には小粒のルビーがセットされていて、心憎い効果があります。
クローバーは立体的な地金の細工。ハート形とティアドロップ形のオパールは非常に繊細な爪で留められていて、その台座は緻密な透かし細工になっていて、裏側にも光りが回りオパールが美しく見えるよう、工夫が感じられます。また、表側からは分かりにくいのですが、リースの部分の曲線づかいの金細工が特徴。リースの土台になっている細い金細工は、繊細なナイフエッジの作り(表側から見ると大変細く見えますが、裏側は太くして強度を保つ作りになっています。)で、ひとつのジュエリーの中に様々な技術が駆使されていますます。
真珠の養殖技術がまだ実用化されていなかったこの時代、こうしたシードパールはすべて天然真珠でした。現代に比べて真珠自体の価値が非常に高かった時代のジュエリーです。
こちらはイギリス製ですが、オパールの採掘されたオーストラリアはかつてイギリスの植民地だったこともあり、関係の深い国の一つ。当時は今よりも美しい石が数多く採掘されたとされ、それがイギリスに送られてジュエリーに仕立てられました。ヴィクトリアンジュエリーには、オパールを使った美しいジュエリーを見ることが出来ます。
地金は「9K」のイエローゴールドで、裏側に「9CT」の刻印があります。ヴィクトリアンらしい愛らしいジュエリーですが、その技術は際立っているように思います。
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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
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