“ADORE”を表現したロマンティックな文字遊び、
鮮やかな色石のリング
アメジスト・ダイヤ・オパール・ルビー・エメラルドの鮮やかな5石の色石を組合わせ、石の頭文字で“ADORE”を綴った文字遊びのリングです。こうした文字遊びのリングでは、“ADORE”の他に、“REGARD(敬愛)”や“DEAREST(最愛の人)”などがよく知られています。
“ADORE”とは、ラテン語で由来する言葉で「崇拝する」の意味があります。文字遊びのジュエリーが流行したヴィクトリアン当時、あからさまに愛情を表現することは「エレガントならざること」とされ、秘めた思いをこうしたジュエリーに托して贈ることが流行しました。このリングも、崇拝する女性へ贈られた
メモリアルリングに違いありません。
縁から中央に向って石の大きさがグラデーションになっていて、それぞれの石の色合いが鮮やか。石はすべて裏側がオープンになったオープンセッティングで留められています。特に“ADORE”はオパールがセットされている点が特徴で、この中心のオパールも美しいブルー、グリーンの他、赤やピンク、パープル、
クリームなど様々な遊色効果が見られます。ダイヤはクリアで輝きが美しく、他の色石もはっきりした発色の美しいリングです。
“ADORE”の気持ちをジュエリーに仕立てるという当時の人々のメンタリティーが感じられ、色石の組合わせが華やかで、指にはめると元気が出るようなヴィクトリアンリン
グです。
地金は18Kゴールドで、シャンクの裏側に「18K」を示す「18」と「バーミンガム」を示す錨のシティマーク、不鮮明ではありますが「1885年」
を表すデイトマークを確認することが出来ます。9K製ゴールドの地金が多いイギリスジュエリーの中では、ハイキャラットゴールドの上質なジュエリーで、ゴールドの量感が感じられます。大変良好な状態です。
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