人気のフラワーバスケット模様、
ポワン・ド・ローズのゴージャスな襟
19世紀のベルギーを代表するニードルポイントレース、ポワン・ド・ガーズのゴージャスな襟です。ロココ模様と組み合わされた大振りなフラワーバスケット模様が8点、縁にはフラワーバスケットと同じく、薔薇と花びらがポケットになった大輪の薔薇がいくつも細工されていて豪華です。(同じくフラワーバスケット模様のL-121-1のポワン・ド・ガーズボーダーもご参照下さい。)
華麗なロココ模様の中にはいくつものニードルの透かしの細工が並んでいます。バスケットの部分の透かしの細工も繊細、薔薇やその他のお花の花芯には、立体的なパールの細工がふんだんに付けられています。繊細なネットはすべてハンドによる細工で、こちらの襟はパープルのアンティークの薄いシルク生地で裏打ちされています。
ポワン・ド・ガーズの中でも、このように薔薇の花びらがポケットになったものを、特にポワン・ド・ローズと呼び、そこに香水を含ませたコットンを入れて、ドレスそのものが香るようにしたといわれています。(実際にコットンが入ったたままの状態で出てきたものを扱ったこともあります。)
約17cmの幅の大振りな襟です。裏打ちされたパープルのシルクの色合いとレースの対比も美しく、フラワーバスケットや大振りの薔薇が美しく映えます。ポワン・ド・ガーズならでは、すべてハンドによる繊細なネットの透け感も美しい襟です。ネットの部分に僅かなピンホールがありますが、それ以外は大変良好な状態です。
こちらはイギリスの亡きレースディーラーが所有していたと伝えられるレースで、今回の買付けで、縁あって私の手元にやって来たものです。長らくそれを生業にしていたレースディーラーが最後まで手元に置いていたかと思うと、胸がいっぱいになります。自分の手元にやって来てくれたことに感謝。どうぞ店頭でも実際にご覧下さい。
ポワン・ド・ガーズは、レースのデザインを考え、その下絵(レースの下絵は濃いブルーや黒の紙に白い絵の具で描かれます。)を描く下絵師と、レース工の分業制。それぞれの技が相まって生まれた貴重な産物です。
普段から絵のように飾ってお楽しみいただけるため、額装もおすすめ。ご希望の方には額装も承りますのでお気軽にご相談下さい。
※ポワン・ド・ガーズ(ニードルポイントレース)についてはこちらをご参照ください。
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