小粒のダイヤが光るシードパールのクラスタースタイル
シャンクの内側に彫刻が入ったメモリアルリング
中央にキラリと光る小粒のオールドカットダイヤをクローズドセッティング、その周囲に天然真珠のシードパール6粒をセットしたお花形のクラスターリングです。こうしたシードパールづかいのお花形のリングは19世紀のイギリスで大流行したヴィクトリアンらしいデザインのひとつ。繊細なシードパールに、中央のダイヤが煌めき、透かし細工もヴィクトリアンらしい細やかなリングです。
中央のダイヤの周囲の地金は無色透明なダイヤに合わせてシルバーで、美しく均一に伏せ込まれている様は、ダイヤが星形に光るように見えます。お花形に並べられたシードパールも伏せ込みで留められています。そして、何よりシャンクのロココ模様の透かし細工が魅力的、ヴィクトリアン中期のリングです。
真珠の養殖技術がまだ実用化されていなかったこの時代、こうしたシードパールはすべて天然真珠でした。現代に比べて真珠自体の価値が非常に高かった頃のヴィクトリアンのジュエリーです。
刻印はありませんが、ベゼル部分とシャンクの地金は「9K」のイエローゴールドです。(専門の検査機関で検査済みです。)また、シャンクの内側には、“Jane”
“1855” “At
66”の文字が手彫り彫刻されていて(“Jane”
の後にも彫刻されていた形跡はあるのですが、摩耗して判別出来ません。)、1855年に66歳で亡くなった“Jane”を偲んで作られたメモリアルリングだと思われます。母親、もしくは親族の女性の思い出をこのリングに込めたのかもしれません。こうしたメモリアルリングもアンティークならではのジュエリーです。
ヴィクトリアンらしい繊細なクラスタースタイルのリングを探されていた方や、パールのジュエリーがお好きな方におすすめ。同じシードパールづかいのJ-110-7のリボン&ハート
シードパールペンダント(チェーン付き)やJ-115-6のシードパールハートペンダント、J-111-6のシードパールグラデーションネックレス、J-117-20のパールピアスと合せていただくと良く合います。大変良好な状態です。ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。
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