白く瑞々しい美しいダイヤの輝き、立体感のあるフォルムがチャーミング、
ひまわりを思わせる存在感のあるリング
非常に透明感の高い美しい輝き、ファセット数の多いダッチローズカットダイヤは直径6mm。ひまわりを思わせるお花形のクラスタースタイルで、周囲には小粒のローズカットダイヤ12石がセット、ベゼル脇のシャンクにも1石ずつセットされています。中央のダイヤも周囲のダイヤも、アンティークでは珍しく非常にクリアで、動きと共に一際白く瑞々しく、きらきらと美しく煌めきます。中石、脇石とも、石の裏側に金属箔を入れ込んだアンティークならではのフォイルバック、クローズドセッティングです。
ダイヤモンドの輝きを際立たせるように、表側の地金はダイヤの無色透明の色に合わせたシルバーで、裏側は肌にシルバーの酸化が付いて汚れてしまわないよ
う、14Kイエローゴールドになった張り合せ。シャンクの部分には、「縄目」を思わせる繊細な手彫り彫刻が施されていて、花びらのようにセットされた周囲のダイヤの台座の裏側にも彫刻が施されていて、隅々まで緻密な仕事振りが見受けられます。
こちらはダッチローズカットダイヤがカットされた地、オランダ由来のリングです。シャンクの内側にオランダの「14K」を示すオークの葉に「585」の刻印と、「スターリングシルバー」を示す剣に「925」の刻印が刻まれています。(どちらの刻印も
1958年以降に打たれる刻印のため、後の時代に打たれたものと思われます。いずれの地金も専門の鑑別機関で鑑別済みです。)19世紀末、ジュエリーにプラチナが登場するようになるまで、ダイヤモンドを用いた上質なジュエリーにはこうしたシルバーとゴールドを張り合わせた素材が使われました。
地金がシルバーとイエローゴールドのコンビのため、どちらの色目の地金のジュエリーとも合せていただけますし、同じくローズカットダイヤを使ったJ-118-7やJ-116-6のペンダン
トや、J-119-10のピアスと合わせていただいても素敵です。リングは唯一自分で見ることの出来るジュエリー、文句なく美しい大きくて輝きの強いローズカットダイヤやその周囲のきらきらしたダイヤを見ると、気分が揚がりますよ。
ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。カット面
がすべて三角形をしている点が特徴、底面がフラットで「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。また、ダイヤがふんだん
に産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も大きな特徴となっています。
ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。
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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
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