J-118-7
ローズカットダイヤ ペンダント(チェーン付き)




















年代:オランダ19世紀後期
材質:シルバー・14K・ダイヤ・9K(チェーン)
SIZE:全体の長さ(バチカンを含む) 2.65cm
ペンダントトップのサイズ(上部の丸カンを含まず) 
W 1.3cm×H 31.85cm×D 0.45cm
中央の涙形のダイヤのサイズ(地金を含む) W 0.53cm×H 0.73cm×D 0.46cm
チェーンの長さ 40cm
363,000
(¥330,000)

クリアな涙形のローズカットダイヤが揺れるダッチスタイルのペンダント

こちらは、当時ローズカットダイヤがカットされたオランダで作られたジュエリー。オランダ製のアンティークジュエリーには、美しいローズカットダイヤを使ったアイテムが多々あります。私自身がアンティークらしい雰囲気のこのようなオランダ製ジュエリーが好きなので、エンジェルコレクションでは、度々こうしたオランダ製のジュエリーが登場しています。

シルバーのフレームの中に揺れる涙形のローズカットダイヤ、フレームにも9石のローズカットダイヤ、バチカンにも同じくローズカットダイヤ1石がセットされています。涙形のダイヤは、アンティークダイヤにもかかわらず、非常にクリアで美しい輝き。動きと共に揺れる様は、きらきらと煌めき、とても綺麗です。涙形ダイヤの周囲の地金が美しく均一に伏せ込まれている様は、まるで均一に爪留めされているようにも見えます。リングなど、同様なオランダ製のローズカットダイヤジュエリーと合わせていただくのもおすすめです。

ダイヤはすべて石の裏側に金属箔を入れ込んだアンティークならではのフォイルバックのクローズドセッティングです。ローズカットダイヤは蝋燭の灯りしかなかった古い時代特有のカットで、蝋燭の暗い光源でも美しく光るよう、底部がフラットで三角形のファセットが特徴です。現代のブリリアントカットとはまったく違ったアンティークのダイヤモンドならではのきらめきが魅力です。

まだプラチナがジュエリーの素材として一般的でなかった当時のこと、ダイヤの周囲の地金は、無色透明なダイヤに合わせてシルバー、裏側は肌にシルバーの酸化が付いて汚れてしまわないよう14Kイエローゴールドが溶着されています。(専門の鑑別機関で地金の鑑別済みです。)オランダではゴールドの金種は14Kが一般的、14Kのイエローゴールドが使われている点も、オランダ製ジュエリーの特徴のひとつです。このペンダントには、9Kのイエローゴールド製、イギリスの現行品のチェーンが付属しています。金種は9Kですが、淡い色合いのイエローゴールドで、繊細な作りのため、ペンダントと合せても違和感はありません。

ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。カット面 がすべて三角形をしている点が特徴、底面がフラットで「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。また、ダイヤがふんだん に産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も大きな特徴となっています。

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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。

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