S-92-1

アイボリーコットンリール

 

 

 


年代:フランス製19世紀中期
材質:アイボリー
SIZE:直径 2.6cm×H 3.1cm


SOLD

すべてアイボリーで出来たディエップ製のコットンリール

デイジーの花びらのような手彫り彫刻、上下、シャフトともすべてアイボリー製、アイボリーの質感も美しいコットンリールです。シャフトには上下とも緻密なネジが切ってあり、どちらも外せるようになっています。ボビンや糸巻をサンドして飾るためのアイテムです。

こんな小さなソーイングツールにまで手の込んだ細工が施されているのもアンティークならでは。貴婦人が使ったであろう優雅なソーイングツールのひとつです。大変良好な状態です。

こうしたフランスの象牙製品はディエップで作られたもの。フランスのノルマンディー地方の港町、ドーバー海峡を望むディエップは中世 より貿易港として栄え、16〜19世紀には西アフリカのコート・ジボワール(象牙海岸)から沢山の象牙が運ばれました。ディエップは最盛期には 400〜500人の象牙彫刻の職人がいたとされ、そうした象牙彫刻の工芸品はそこからまたヨーロッパ中に輸出されました。

※この時代のソーインググッズについては
こちらをご参照ください。

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