すっきりとシャープなフォルムが美しい
ローズカットダイヤのマーキーズリング
中央に縦にローズカットダイヤ大小5石、その周囲を22石のローズカットダイヤで取り囲んだ、縦に長いすっきりしたフォルムのマーキーズリングです。中央の5石は、裏側がクローズドになったファイルバックのクローズドセッティング。周囲のダイヤは、裏側がオープンになったオープンセッティングで、ベゼルの側面はダイヤの裏側に光が回るよう、繊細な透かしの細工になっています。どのローズカットダイヤも、動きと共に三角形のファセットがきらきらと美しく輝きます。
刻印はありませんが、シャンクの地金は18Kのイエローゴールドで、シャンクの裏側に「18C」の刻印が刻まれています。ベゼル部分の地金はダイヤの無色透明の色に合わせたシルバーで、裏側は18Kイエローゴールドが溶着されています。(いずれも専門の鑑別機関で鑑別済みです。)
マーキーズリングはその名の通り、「侯爵夫人」の意。フランス国王ルイ
14
世の寵姫だったポンパドゥール侯爵夫人に由来しています。そのすっきりとした縦長の形は、はめると指を長く綺麗に見せてくれます。
ベゼルを支えるシャンクの根元は三本に分かれている繊細な作り、アンティークらしい存在感のあるマーキーズリングです。アンティークリングとしては、比較的地金がたっぷりと使われているリングで、重厚感があります。今回はフランス製のマーキーズリングも入荷しております。こちらのイギリス製のマーキーズリングと見比べていただくのも興味深いと思います。
ローズカットダイヤは蝋燭の灯りしかなかった古い時代特有のカットで、三角形のファセットが特徴。蝋燭の暗い光源でも美しく光るよう、底面がフラットで「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。現代のブリリアントカットとはまったく違った渋いきらめきが魅力です。また、ダイヤがふんだんに産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も大きな特徴となっています。
ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。
商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。裏側の画像など、ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らせて頂きます。
※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
アフターケアについて