大小のシードパールの組合わせが繊細、
手彫り彫刻の装飾も魅力的なクラスターリング
天然真珠のシードパールと美しい色合いのクッションカットのルビーの
組み合わせ、上品なお花形のクラスターリングです。こうしたシードパールづかいのお花形のリングは19世紀のイギリスで大流行したヴィクトリアンらしいデ
ザインのひとつ。繊細な大小のシードパールの組合わせと、シャンクの手彫り彫刻が特徴、ヴィクトリアンらしい細やかなリングです。
中央のルビーは爪留め、周囲のシードパールは精巧なふくりん留め、ふくりん部分にはごく繊細なミルグレインが施されています。ベゼルの両脇にはそれぞれ3
粒のシードパールがセットされ、その外側には貝殻とロココ模様を組み合わせた繊細な透かし彫刻が施されています。大小のシードパールのお花形の細工も際
立っていますが、シャンク部分も職人の手彫りによる凝った仕事です。また、シャンクの内側に“July
28”の手彫り彫刻がみられることから、なんらかのメモリアルリングだったと思われます。
真珠の養殖技術がまだ実用化されていなかったこの時代、こうしたシードパールはすべて天然真珠でした。現代に比べて真珠自体の価値が非常に高かった頃のヴィクトリアンスタイルのジュエリーです。
長年の間のサイズ修理等で刻印は見当たりませんが、地金は15K(専門の鑑別機関で鑑別済み)のハイキャラットのイエローゴールドです。ヴィクトリアン
らしい繊細なクラスタースタイルのリングを探されていた方におすすめ。同じシードパールづかいのJ-99-10のパールピアスにも良く合います。大変良好な状態です。
ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。
商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。裏側の画像など、ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らせて頂きます。
※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
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