2005年11月〜イギリス編〜

■11月某日 曇り
 今日からイギリスでの買付けの始まりだ今回の買付けでは、イギリスに滞在する日数が少ないため、買付けの終盤を迎えても気が抜けない。今日は朝5時起き、6時前に出掛ける。フランスよりもさらに緯度の高いイギリス。朝暗いうちとあって、流石に気温が低く、着込んでいても足元から冷えが伝わってくる。今日は懐中電灯を忘れることもなく、しっかりスタンバイ。暗い中、それぞれのブースを照らしながら進む。「今日仕入れなければいつ仕入れる!?」とばかり「行け行けドンドン!」と買いモード。そして、この日は、ジュエリー日和!(そんな言葉があるのだろうか?)リングやペンダントなど数々のジュエリーをget。特に、エナメルのリングが秀逸。この日は、いつも見慣れないジュエラーが出ていて、ごっそりフレンチジュエリーを持っていた。「こんな沢山のジュエリー、フランスでも見たことない!!」と驚喜する私。聞くと、わざわざベルギーからやってきたディーラーだった。彼らからは可愛いbebeピンを入手。ゴールドにシードパールをあしらってすごく可愛いのだ。他にも額入りのファンもget。

 思いがけずぐったり疲れて、ようやく昼過ぎに仕事が終わる。でもよく考えれば朝6時過ぎから既に6時間以上集中して仕事しているのだから当然といえば当然。さぁもう帰ろうか、という頃、いつもプランタン銀座のフェアに一緒に出店しているジュエリーを扱うディーラーに遭遇。ちょっと辛口だが、率直な彼女のコメントにはいつも笑わされている。例のバーバリーのコートを着込んだ私達に向って、「あら、お揃いのコートなんか着ちゃって。兄弟みたい…。」と言ったあと、「もちろんあなたの方がお姉さんよ!」だって。失礼しちゃう。(私と河村は同い年。)

ロンドン一の繁華街リージェンツストリートもハロウィンが終わった途端クリスマスのイルミネーションが灯されていました。カーブする通りにずらりとブルーのグランドにお星様が光っていました。思わず「わ〜、きれい!」

■11月某日 雨のち曇り
 小雨の一日。イギリスへ来てから肌寒いのと雨が多いのとで、フラットへ戻ると常にニュース番組をつけて天気予報のチェックを怠らない。

 今日はロンドン市内の4つのフェアをハシゴするという忙しい日。まずは一番メインのフェアへ。9時にオープンなのだが、20分前に着くと既に長蛇の列。イギリス人の顔見知りのディーラーの姿もちらほら見える。オープンとともに怒濤のように会場内へ。ひと頃は、出店ディーラーの数も減り、ひっそりした印象のフェアだったのだが、ここしばらく足を運ばないうちに、売る側買う側ともすごい熱気だ。あまりの沢山の人の数に、またもや吹っ飛ばされつつも、「負けるもんか!」と首を伸ばす。このフェアもジュエリーの仕入れが上々。両面開きが可愛いリボンワークのニードルホルダーをみつける。この形のニードルホルダーを手にするのは初めて、嬉しい。
 最後に…“M”のイニシャルをかたどったシードパールのブローチを発見。“M”は私のイニシャルだ。「これって私のために出てきたのよね〜。」と都合良く自分へのプレゼントに。

 小雨の中、大急ぎで次なるフェアへ。だが、ここは全くハズレ。一応、会場を一回りしたのだが、会場に足を踏み入れた瞬間に「あぁ、だめだぁ。」という感じで、足早にあとにする。

 二番目のフェアの会場からもそう遠くないホテルフェアへバスに乗って向う。あまり期待できないフェアなのだが、運が良いと「拾える」ものもあり、避ける訳にはいかない。が、今日はまったくスカだった。どれを見ても「これを仕入れるんだったら、うちにある商品の方がずっといい!」と思えるものばかり。「あぁ、まただめだぁ。」と足取り重く、ホテルを出る。

 最後に向ったのは、トイ&ドールショウ。ここ最近は、勢いのなかったトイ&ドールショウ。「きっともうお人形も出てこないんだよね。」と言うしかなかった淋しい状況だったのだが、今回は出展者数が増え、なかなかの熱気。それに加え、売る側も買う側も、お人形好きの発する独特なラヴリーな雰囲気に満ちている。きっとお人形好きの方だったら、ワクワクしてしまうだろう。ジュモーありブリューあり、会場内を歩きながら次々ため息が出てしまう。ここではシュタイフのうさぎのぬいぐるみを買付け。私がたまに買付けるごく小さいサイズで、お人形と一緒にディスプレイするとちょうど良い大きさだ。他にも私のお気に入りアイテム、可愛いバスケットなどを入手した。

 ようやく今日の仕事が終わったのは夕刻近く。実は今日は私達のお友達、ビスクドールの富野有紀子さんのお誕生日。ロンドンから「ハッピーバースデーコール」をしようと思っていたのに、気付けば日本時間では深夜の時刻。富野さん、電話できなくてごめんね。でもロンドンでお誕生日プレゼント買ってきたからね〜。

老舗のショップが連なるニューボンドストリートをウィンドウショッピングするのはロンドンでの数少ない楽しみ。クラシックなお店のしつらえが素敵な王室御用達のパヒュームリー、ペンハリゴンズもすっかりクリスマスのディスプレイ。(特にここのVictorian posyのラインは素敵!)

■11月某日 曇り
 ロンドンへ来て以来、お肌の調子が著しく悪い。日本に比べてずっと乾燥していることはもちろんだが、フランスでの外食続きでビタミン不足もあるのかもしれない。買付けではたびたび起こることなのだが、顔が粉を吹いたようにカサカサで、目の周りは赤く晴れてヒリヒリする。日本から持参してきた塗り薬2〜3種類をそれぞれ塗り込み、様子を見る。カサカサ顔で目はボンボン、何とも情けない顔になってしまった。イギリスでは、排気ガスの規制が日本より甘く、よって空気も悪くてほこりっぽいため、目薬も必需品。こちらも常に携帯している。
 今日は、イギリスとしてはゆっくり午前8時過ぎに市内のマーケットへ。大して期待はしていないのだが、たまに拾いものがあるので、やはり来てしまったのだ。一通りマーケットを巡るが想像通りめぼしいものが無い。マザーオブパール素材のジュエリーなど今回予定していたもののまだ買付けできていないものがあるので、そういったものを集中して探す。ごく小さなマーケットなので、最初は河村と手分けをして、途中からは一緒に歩く。マーケットに並ぶアンティークを見ながら、二人一緒だと「これってヘンだよね〜。」とか「こんなひどい状態のもの売るか?」とついつい会話はロクでもない方向へ。だが、そんな中で探していたマザーオブパールの透かし彫りのクロスをみつける。「こういったタイプのものがもっと欲しいんだけどなぁ。いくつも並べるとマザーオブパールってきれいじゃない?」と河村とおしゃべりしながらさらに探すが、なかなか思うにまかせない。

 夕方からは、イギリスでも有数な高級品が出品されるフェア、「オリンピア」へ。私達には高級すぎて仕入れとしては考えられないフェアなのだが、向学のためにやってきたのだ。出品されているアンティークも高価なものばかりなら、フェアのデコレーションも非常に高級感があるため、恥ずかしくて普段着では来ることが出来ない。女性はドレスアップした夜の服装、男性はダークスーツでキメルのが原則だ。ゲートで日本の自宅へ送られてきたインヴィテーションカードを見せ、荷物のセキュリティーチェックを受けて、会場へと足を踏み入れる。イギリスでは普段、自分たちと同業のアンティークディーラーとばかり接している私達に「イギリスのお金持ち」と接する機会はほとんど無い。つい「イギリスにもお金持ちの人っていたのね。」と思えてしまうほど来ている人達は皆お金持ちそう。きっと貴族なども来ているのかもしれない。このフェア、お金さえあれば、こんな楽しいところはないと思う。なぜなら、美術館に置いてある様なものがすべて実際に買うことが出来るのだから。が、高級な家具や陶磁器、アール・ヌーボーのガラスそしてハイジュエリーがほとんどで、私達が探しているレースなどはまったく出品されていなかった。ようするに、アンティークとは言っても、お金持ちが自分の邸宅や自分の身を飾るものが主体のフェアなのだ…というのは少々辛口なコメントだろうか。
 そんな中で、エナメル製品ばかりを扱うブースを発見。そのガラスケースは、私達が大好きなエナメルづくし。エナメルのボックス、オペラグラス、時計、化粧小物などなど、美しく高価なものばかりなだけに思わず「ギャ〜!!」と叫んでしまいたいほど素敵だった。

 オリンピアを見ている最中に、私達の仕事仲間、仲良しのペルグラアルティスの渡辺女史から携帯に電話。ジュエリーを主に扱う彼女は、先回のプランタンのフェアでも私達とお隣同士だったので、覚えている方もいらっしゃるかもしれない。ちょうど同じ時期にヨーロッパに買付けに来ている彼女、私達がイギリスに入った頃、入れ違いでフランスへ渡り、この日は再びイギリスへ戻るユーロスターの車内からお食事のお誘いの電話だったのだ。「いいよ〜。私達のフラットで一緒に食べようよ。」と答えると「え〜?招待してくれるの?」と嬉しそうな返事。私も以前はそうだったのだが、買付けの際に一人で食事をするのはとても味気ないもの。のちほど私達のフラットの最寄り駅で待ち合わせをすることに決定。オリンピアをあとにして、フラット近くの大型スーパー「ウエイトローズ」で買い物をして帰る。

 いったん帰ったあと、ペルグラアルティスの渡辺女史を地下鉄の駅まで迎えに行き、そのまま一緒に歩いてフラットへ。ロンドンでサザビーのスクールへ留学経験のある渡辺女史、「なんだか留学していた頃を思い出すなぁ。」と少し懐かしそう。今日のメニューはチキンマサラ、チキンティッカやダル豆などのインドカレーとピラウライス、サラダ。デザートはパイナップル。カレーとライスは電子レンジでチンしただけなのだが、結構美味しい。(私達の泊まっているフラットにはキッチンが付いていて、電子レンジも冷蔵庫もあるのだ。もちろん食器やカトラリーも。)このところ連日、テレビでフランスの暴動のニュースが流れていたので、「暴動大丈夫だった?」と聞くと、「全然平気だったよ。」とあまりピンと来ていない様子。どうやらパリの街中では、ほとんど影響がなかったようだ。次の朝早いのに、つい遅くまで話が弾んでしまう。

■11月某日 雨のち曇り
 今日は朝6時半から始まる郊外でのフェア。「朝6時半からなんて狂っているとしか思えないよね〜。」などと言いながら、夕べ一緒だったペルグラアルティスの渡辺女史とタクシーをシェアして出掛ける。少し小雨交じり、雨が降ると屋外のストールは出ないため、雨が止むことを祈りながら会場へと向う。いつもはブリティッシュレイルの始発に乗っても開場に間に合わないにもかかわらず、今日はなんとオープン30分前に着いてしまった。外のゲートの前で、寒い中、紅茶をすすりながらじっと待つ。もちろんまだ外は真っ暗だ。開場するとともに、みんな一斉に屋内のストールへと走り出す。その様子はまるで「買い物競争」のようだ。ストールへ入るやいなや次々に目当てのものをハントしていく。なかなか目当てのものが見つからなかったのだが、それでも可愛いチャームなどのジュエリーやごくごく小さい小指サイズのビスクドールのセットなどを発見。このビスクのセットは、「きっとガラスケースに入れて他のものと一緒に飾ったら可愛いはず!」と嬉しくなってしまう。

 フェアの帰りはブリティッシュレイルで。朝5時起きだったこともあって、電車に揺られながら、眠くなってしまう。あまりの睡魔にフラットに帰って昼寝をしたあと、ロンドン市内のアンティークモールへ。昔は(私がアンティークに携わり始めた10年前は)、沢山のショップが入って活気があったこのモールだが、今では風前の灯火。主流は50’Sとなり、ちゃんとしたアンティークを置く店は、いつしか激減してしまった。あれだけ昔通ったモールがそんな有様なのはとても淋しい。この日の仕入れはもうおしまい。ほとんど何も仕入れずにバスに乗る。

 そのままバスで街へ出で、私達の良く足を運ぶデパート・リバティーへ。恒例のウィンドウショッピングをしようというのだ。リバティーの中は、河村と私はそれぞれ別行動。待ち合わせ時間だけ決めておいて勝手知った館内を好きなように歩き回る。私は、この時期どこのデパートでも設けられるクリスマスデコレーションのフロアへ。 そこは、まさに夢に世界だった。クリスマスツリーを飾る様々なデコレーションが、赤、白、ピンク、ブルー、シルバー、ゴールド、と色ごとにコーナーになっている。ツリーに飾る美しいガラス製のボンボンやシューズ、キャンドルなどなど、あまりの楽しさと美しさに、幻惑されてしまった。河村と待ち合わせしたあとも、わざわざ彼にも見せにここへ連れてきたのは言うまでもない。

 さて、今晩も昨晩に続いて渡辺女史とお食事の約束。また私達のフラットで、今日は彼女がパスタを作ってくれるという。昨日と同様駅で待ち合わせをし、そのまま三人でスーパーへ。三人であれこれ話しながらお買い物。名古屋の私達の自宅へ泊まったことのある彼女は私達のお姉さん格だ。今日のメニューは、ツナのトマトソースパスタとサラダ。ちょっぴりお砂糖が使いたい、と言う彼女だが、私達のフラットにあるのは、塩とオリーブオイル、こしょうだけ。仕方なく、スーパーの向かいにあったキャフェのテラス席からスティックシューガーを少々拝借。

 「すっごく美味しいよ。こんなに美味しくてどうする?」と自ら煽っていた渡辺女史だが、流石に煽るだけあってパスタはとっても美味!今回使ったトマト缶はオリーブ入り。クラッシュしたトマトにオリーブが入っている。「日本にもこんなトマト缶あったらいいのに。」とオリーブ好きの私は大喜びだった。翌日、それぞれロンドンから東京と名古屋へ帰国する私達は楽しく最後の晩餐で締めくくった。

これはリバティーの中ではなくて、翌日行ったナショナルギャラリー内のミュージアムショップ。このツリー、なんとゴッホバージョン!ゴッホの絵画から取ったひまわりと椅子のデコレーションが付けられていて、何ともお茶目で楽しい。もちろんこのデコレーション、実際にお買い物することも出来ます。

■11月某日 晴れ
 今日で買付けも最終日。朝から自分たちの荷物のパッキングに忙しい。数日を過ごした部屋には様々な私物が置かれている。それらは適当にスーツケースに押し込め、買付けたアンティークは大事に梱包、その上さらに自分の衣類に包んで収める。ほとんど壊れ物はないものの、水濡れなどは要注意のため幾重にもビニールの袋に入れる。前科のある私は、手荷物として持って入るバッグの中にもアンティークのはさみなどがないかしっかりチェック。今まで何度かアンティークのはさみがセキュリティーで引っかかったことがあり、その場で真っ青になったことがあったからだ。(その都度、再びゲートから警備員に出して貰い、カウンターに預け直して無事日本へ持って帰ったのだが。)1時間ほどでパッキング終了、やや遅くはなったものの、ロンドンの市内のマーケット、エンジェルへ。ここも昔々は、日本のディーラーが沢山訪れたマーケットだが、今は閑散とした雰囲気。聞けば、一番奥に位置するストールの建物も近々取り壊されるのだという。河村と「昔はさぁ〜、エンジェルってこうだったよね。」と賑やかだった昔を思い出す。ロンドンのアンティーク事情も、ひとつの時代が終わったなぁ、と感慨にふけってしまった。そんな中、まだ若い顔馴染みのディーラーから、「先週末仕入れた新しいストックよ。」と言われたゴールドのクロスを入手。年齢層の高いイギリスのアンティークデイーラーの中では若手の彼女。そういう年代のディーラーにこれからは頑張って貰わないと。

 最後の仕事、エンジェルからジュエリーの問屋が連なる通りへ。ここで、日本では手に入らない9Kのチェーンやジャンプリング、シードパールなどのパーツを求めるのだ。こうしたパーツをストックしておくのは重要なこと。そうしたことが、安心してジュエリーをお客様にお売りすることにつながるのだ。

 今回の買付けの最後の食事。記念すべき(?)最終日のお昼は、オックスフォードサーカスからもすぐのお気に入りの日本食レストラン「馳走」へ。ここは雰囲気も良く、なにより日本で食べるよりも美味しい(?)食事が出来る私達のお薦めレストラン。美味しいものが少ないイギリスでは、珍しいことだ。お昼だったら、12ポンド(約¥2,400程度)もあればデザートまで付く定食を食べることが出来る。サンドウィッチとジュースだけでも平気で5ポンド(約\1,000程度)近くしてしまう外食の高いイギリスにあって、この金額でこの美味しさは希有なこと。お昼だというのにイギリス人のビジネスマン達がカウンターで日本酒を飲んでいる姿は、何とも不思議な雰囲気。サッカーの稲本がフルハムにいた頃には、ここで食事をする姿がよく見られたという。美味しい日本食をいただいて「日本の食べ物って美味しいねぇ〜。(泣)」と感動しながら、河村と二人で今回の買付けの総括をする。
「馳走」 4 Princes St, London W1 tel: 020-7629-3931

 そして、夜のフライトまでまだ数時間。今回、最後に行った先は久し振りのナショナルギャラリー。ナショナルギャラリーについては、以前にも「買付け便り」に書いたことがあるのだが、河村と一緒に出かけるのは今回が初めて。私自身が訪れるのも久し振りだ。限られた時間の中で、私のお気に入りのイタリアンネッサンスのコーナーでボッティチェッリを見、オランダ絵画の小部屋でフェルメールをみつけ、大好きなレンブラントのコーナーに立ち寄った。また、19世紀のコーナーでは、ゴッホのひまわりを発見。「そうだ、アルルでは見られなかったけど、ここに来たらあったんだ!」とこの夏南仏アルルへ訪れたことを思い出す。そして、最後にたまたま通りがかったロココの部屋でポンパドール夫人の肖像に遭遇。彼女の衣装をじっくり眺めながら、「この衣装のレースは何かしら?」と疑問が湧いてきた。1700年代半ばのことだから、ポワン・ド・パリだろうか?限られた時間内の大急ぎの美術鑑賞、次回はもっとゆったりした気分で心ゆくまで美術館で過ごしたいものだ。

ローブドフランスの華麗な衣装をつけたポンパドール婦人像。衣装に使われているレースは拡大してこちらで確認していただけます。どうぞ一度ご覧になってみて下さい。(ダウンロードに少しお時間がかかります。)

 今回も、毎度の凸凹コンビの買付けの旅でしたが、沢山のアンティークを買付け、無事帰国しました。このたびも長々と最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。私達の買付けの様子が皆様に伝わりましたら嬉しいです。