S-90-42

シルクテキスタイル

 

 

 


年代:フランス製19世紀後期
材質:シルク
SIZE
巾92cm×114cm
SOLD

元々ドレスだったフランスの豪華なシルク織物

薔薇の地模様のあるアイボリーに華やかな薔薇のブーケ模様、有名な絹織物の産地リヨンで織られたと思われるフランスの伝統的なシルク織物です。元々ドレスだった生地で、フランスらしいクラシックでエレガントな雰囲気が魅力、豪華な織り生地です。

やや張りのあるシルクタフタ地です。上端は切りっぱなし、右端が「耳」になっており、左端と下端は始末されている状態で、生地の中央に縦に継ぎ目がありま す。大変良好な状態です。このようにコンディションの良いシルクジャガード生地は、昨今非常に少なくなってきています。


こうしたジャガード織のシルク織物は当時、シルク織物で有名なリヨンで織られました。リヨンの絹織物は16世紀半ばにイタリアから絹がもたらされたことに端を発し、19世紀にはヨーロッ パ最大の絹織物の街として繁栄を築きました。18世紀後半、ヴェルサイユ宮殿のファブリック類がすべてリヨンに発注されていたことはよく知られています。 京都の西陣織も、19世紀後期にフランスに派遣された日本の職人がリヨンで習得したものです。

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