S-90-41

シルクテキスタイル

 

 

 


年代:フランス製19世紀後期
材質:シルク
SIZE
巾69cm×61cm
SOLD

フランスらしい独特の色合い、クラシックな薔薇模様のジャガード織

細かな地模様のある煉瓦色の地に、クリーム色の波模様、グレイと黄土色の薔 薇模様。僅かに紫を帯びた煉瓦色の色合いがフランスらしい独特の色合いで、柄が小さめでお人形の衣装におすすめのジャガード織です。有名な絹織物の産地リ ヨンで織られたと思われるフランスの伝統的なシルク織物です。

ジャガード織としては比較的薄手で、やや張りのあるシルク生地です。右端は「耳」で、それ以外の端は始末された状態です。元々、生地見本だったため、未使 用で大変良好な状態です。このようにコンディションの良いシルクジャガード生地は、昨今非常に少なくなってきています。


こうしたジャガード織のシルク織物は当時、シルク織物で有名なリヨンで織られました。リヨンの絹織物は16世紀半ばにイタリアから絹がもたらされたことに端を発し、19世紀にはヨーロッ パ最大の絹織物の街として繁栄を築きました。18世紀後半、ヴェルサイユ宮殿のファブリック類がすべてリヨンに発注されていたことはよく知られています。 京都の西陣織も、19世紀後期にフランスに派遣された日本の職人がリヨンで習得したものです。

商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らさせて頂きます。

BACK

HOME