S-88-20

テキスタイル

 

 

 


年代:フランス製20世紀前期
材質:ビスコース
SIZE
巾132.5cm×100cm
SOLD

ピンクの薔薇模様のボーダー柄、美しいジャガード織り

ベージュの地に淡いグリーンの縁のボーダー、太いボーダーの中には可憐なピ ンクの薔薇模様、細いボーダーの中には愛らしい薔薇の蕾模様、光沢の美しいジャガード織です。ビスコース製で丈夫なため、バッグやクッションなどの力のか かるアイテムやカルトナージュなど様々な手芸におすすめです。

やや厚地のしっかりした張りのある生地で、両端が「耳」になっています。デッドストックで未使用と思われる大変良好な状態です。このようにコンディションの良いジャガード生地は、昨今非常に少なくなってきています。


こうしたジャガード織の織生地は当時、シルク織物で有名なリヨンで織られました。リヨンの絹織物は16世紀半ばにイタリアから絹がもたらされたことに端を発し、19世紀にはヨーロッ パ最大の絹織物の街として繁栄を築きました。18世紀後半、ヴェルサイユ宮殿のファブリック類がすべてリヨンに発注されていたことはよく知られています。 京都の西陣織も、19世紀後期にフランスに派遣された日本の職人がリヨンで習得したものです。

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