S-87-42

シルクテキスタイル

 

 

 


年代:フランス製19世紀後期
材質:シルク
SIZE
巾59cm×142cm
SOLD

お人形におすすめ、上品なベージュのシルク織物

ベージュとブルーグレイの上品な色の組合わせのボーダーに小さな織柄、小さ な模様がお人形におすすめのシルク織物です。ベージュの部分には淡いグレイの葉っぱのような模様、ブルーとアイボリーのボーダー部分にはピンクの薔薇模様 が連なっています。ブルーの生地と組合わせても素敵、小さなお人形のジャケットにおすすめの生地です。

古い生地特有の巾の狭いシルク生地で、両端が「耳」になっています。やや張りがありますが、扱いやすい厚みの生地です。長さは142cmと記載しています が、イレギュラーに切れている部分を除いたサイズとなりますので、たっぷり分量があります。大変良好な状態です。このようにコンディションの良いジャガー ド生地は、昨今非常に少なくなってきています。


こうしたジャガード織の織生地は当時、シルク織物で有名なリヨンで織られました。リヨンの絹織物は16世紀半ばにイタリアから絹がもたらされたことに端を発し、19世紀にはヨーロッ パ最大の絹織物の街として繁栄を築きました。18世紀後半、ヴェルサイユ宮殿のファブリック類がすべてリヨンに発注されていたことはよく知られています。 京都の西陣織も、19世紀後期にフランスに派遣された日本の職人がリヨンで習得したものです。

商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らさせて頂きます。

BACK

HOME