S-86-58

リネンテキスタイル


 

 


年代:フランス製19世紀後期
材質:リネン

SIZE長さ84cm×幅65cm(最短サイズ)
SOLD

ピンクのお花模様が愛らしいリネンのジャガード織

淡いグレイの地にごく淡いイエローと濃いグレイの細かなボーダー模様、赤と ピンクの濃淡で表現された薔薇模様が愛らしいリネンのジャガード織です。イエローの糸で織り出された部分に光沢があり、フラワーバスケットに生けられた薔 薇が連なる模様と、同色の薔薇のガーランド模様が、いかにもフランスのジャガード織らしい生地です。生地の裏側を見ると、沢山渡った糸からもその複雑な織 りが再確認出来ます。柄が細かくお人形の衣装におすすめ、その他にもカルトナージュ、キルト、様々な手芸におすすめの織地です。

リネンの織り生地はシルクと違って扱いやすい点もポイント。バッグやクッションなど力がかかるアイテムにもおすすめです。さほど厚地ではない扱いやすい生 地で、両端が「耳」になっています。デッドストックで未使用と思われる大変良好な状態です。上下ともイレギュラーな切りっぱなしになっていますが、その最 短サイズが84cmとなり、実際はさらに長いサイズとなります。大きなサイズですので、ご希望の方には半分のサイズにもお切りいた します。(その際には、ご注文フォームのメッセージ欄に、左右ご希望の側をお書き下さい。)


こうしたジャガード織の織物は当 時、シルク織物で有名なリヨンで織られました。リヨンの絹織物は16世紀半ばにイタリアから絹がもたらされたことに端を発し、19世紀にはヨーロッパ最大 の絹織物の街として繁栄を築きました。18世紀後半、ヴェルサイユ宮殿のファブリック類がすべてリヨンに発注されていたことはよく知られています。京都の 西陣織も、19世紀後期にフランスに派遣された日本の職人がリヨンで習得したものです。

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