年代:ベルギー18世紀前期
材質:リネン
SIZE:幅 2.8cm 長さ 78cm
¥38,500
(¥35,000)
雪柄と花柄、細身の18世紀のバンシュレース
バンシュレースはベルギーのバンシュ地方で織られたボビ
ンレースで、非常に繊細な糸を使い最初から最後まで同数のボビンで織られ、蜘蛛の巣を思わせる不確定な糸の運びが特徴、ギンプ(アウトライン)が見当たら
ないレースとしても知られています。18世紀になりエレガントなロココスタイルが流行すると、それに合わせて華麗で軽やかなレースが求められ、それまでの
グロ・ポワンなど重厚なレースに変わって人気となりました。
こちらは18世紀前期と思われるバンシュレースです。ボーダーの巾いちめんに雪柄とお花、ロココ模様、軽やかなロココ時代を思わせるバンシュのボーダーです。縁の部分には極小のピコットが付けられています。
上端のリジエ(縁)の部分にはポワン・ド・パリの極細ボーダーが付けられ、両端とも始末されている当時そのままの状態です。18世紀のレースにもかかわら
ず大変良好な状態です。古いボビンレースの魅力、味わい深さを十分感じていただけるとレースです。
19世紀よりも前のレースがお好きな方におすすめ、18世紀のレースは最近非常に貴重になってきています。ご希望の方には額装も承りますのでお気軽にご相談下さい。
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