びっしりと施されたカットワーク、
その仕事振りに圧倒される豪華なチャイルドドレス
現代では見ることのない薄いローン地に細かなピンタック、それに密度の高い手刺繍による膨大なカットワークの組合わせ。その繊細な仕事振りに圧倒される豪華なチャイルドドレスです。
スカートと身頃部分のカットワークがレーシーで、襟のカットワークフリルがゴージャス。襟元にはごく細いレースボーダーが付けられています。前身ごろの薄
いローン地には縦にピンタックと手刺繍によるステッチ、ウエスト部分と袖付けには、細いパイピングも施されています。袖の独特な形のフリルがチャーミング
です。
後ろ側もほぼ前側と同じデザインで、開きの部分には4個のマザーオブパールボタンとそれぞれループが付けられています。
すべて手縫いによる上質な仕上げで(当時既にミシンはありましたが、ミシンで縫ったものよりも人間が手で縫ったものの方が、仕上がりはずっと綺麗でした。)、非常に手の込んだチャイルドドレスです
当時、こうしたドレスは、貴族やブルジョワ家庭などの良家の子女(男の子も女の子も)のために作られたものです。現代でも十分着用していただける大変良好な状態です。
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