L-120-4
ポワン・ド・パリ & リール 襟
 
 












年代:フランス19世紀後期
材質:リネン
SIZE:W 38cm×H 42cm

85,800
(¥78,000)

 
ポワン・ド・パリとリルの組合せ
19世紀のボビンレースの襟
ポワン・ド・パリはその六芒星のような形のグランドが特徴の18世紀のイル・ド・フランスを発祥とするボビンレースです。同様なグランドを持つレースとしては、同じくフランスのシャンティ等が知られています。19世紀には、ポワン・ド・パリと称されるレースのほとんどが、ベルギーのトゥルンハウト、アントワープ、メヘレン周辺地域で作られていました。

リールはヴァランシエンヌと同様に、仏蘭戦争の末、1678年にフランスに割譲されたフランドルの一部で、現在はフランス北部の都市リールで生まれた非常に繊細で軽いボビンレースの一種です。18世紀に全盛期を迎え、ヨーロッパ中で人気を博しました。元々は幾何学的な模様の多かったリールですが、19世紀後期には花模様も多く作られました。

こちらは外側をリール、内側をポワン・ド・パリで織った19世紀のボビンレースの襟です。ポワン・ド・パリにリールが組み込まれていることから、フランスのレースの産地、フランス北部で織られたものであると思われます。

外側のリールの部分は繊細なグランドに可憐なお花模様。内側のポワン・ド・パリの部分は精緻なパリグランドにリールの部分のお花模様に呼応するような、こちらもお花模様。それぞれのモチーフの縁にはギンプ(モチーフの縁取りの太い糸)が見られ、模様がよりはっきり表現されています。

ポワン・ド・パリの部分は、後ろ側の中心に、二つのパーツを接ぎ合わせた跡があります。これは沢山のボビンを使用するボビンレースに度々見られる作りです。メヘレンのグランド部分に僅かなホールがありますが、それ以外は大変良好な状態です。

普段から絵のように飾ってお楽しみいただけるため、額装もおすすめ。ご希望の方には額装も承りますのでお気軽にご相談下さい。

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