L-108-13
ヴァランシエンヌレース ボーダー
 










年代:フランス製19世紀後期
材質:リネン
SIZE:巾14cm 長さ118cm

20,900
(19,000)

パンジー好きさんにおすすめ!
チャーミングなパンジー模様のヴァランシエンヌレース
現在はフランス領とされるヴァランシエンヌですが、元々フランドル地方に位置し、フランスよりもベルギーの影響を色濃く受けた地域でした。17世紀半ばヴァランシエンヌはアントワープのレースから派生したとされ、そうした経緯からも、ヴァランシエンヌはフランドルのレースに非常に近いボビンレースのひとつとされています。

ヴァランシエンヌの特徴としては、グランドがはっきりしていて編み目が緻密なこと、トワル(生地)の部分がフラットで均一な素材感が挙げられます。現在、一般に「アンティークのヴァランシエンヌ」として流通しているものの多くは、19世紀後期から20世紀初頭に作られたマシーンによる下着に付ける用途のレースですが、こちらはそのようなマシーンのものとは一線を画す上質なハンドのボビンレースです。

こちらは19世紀後期のドレスの裾等を飾るボーダーです。珍しいパンジー模様がチャーミング。元々、「パンジー」という言葉は、フランス語で“pansee(パン セ)”「思想」「もの思い」を語源とし、蕾の下向きの形が物思いにふける人の姿に似ていることに由来しており、「あなたのことを思っています。」という愛情を托すお花のモチーフとして知られています。

ヴァランシエンヌ特有のフラットな質感で、緻密に織られたダイヤ形のグランド、周囲にはごく小さなピコットがいちめんに付けられています。よれもなく、ピコットも綺麗な形のままなので、一度も水に浸かったことのない未使用品と思われます。大変良好な状態です。

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