ポワン・ド・パリはその六芒星のような形のグランドが特徴の18世紀のイル・ド・フランスを発祥とするボビンレースです。同様なグランドを持つレースとしては、同じくフランスのシャンティ等が知られています。

動物模様が多いことでも知られているポワン・ド・パリですが、このドイリーには「豊穣の印」である葡萄を思わせる模様が織り出されています。ボビンレースで具体的な葡萄のモチーフを表現しているのは比較的珍しいのではないでしょうか。複雑で密度の高い模様です。中央の生地の部分はドロンワークのように糸を抜き、くくった細工によるものです。

実際にドイリーとしてお使いいただける大変良好な状態です。ご希望の方には額装も承りますのでお気軽にご相談下さい。

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