L-102-49
タティングレース パラソル
 
 











年代:イギリス製19世紀中期
材質:リネン・シルク・アイボリー・木製
SIZE:長さ 約75cm

SOLD
タティングレースの起源は一説によると古代エジプトにまで遡る事が出来、16世紀のイタリアで基礎的な技法が出来たといわれています。ボビンのように大がかりな道具を使わずに小さな舟形のタティングシャトル(Sewingのツールのページをご参照下さい。)を使うだけでだけで出来るため、18〜19世紀のイギリスでは貴族の女性達の間で大変流行したと伝えられ、タティングシャトルを手にした貴族の女性の肖像画が沢山描かれました。

こちらは19世紀半ばと思われるモチーフとモチーフを糸で結んだ結び目のある古い編み方、ごく細い糸で編まれたタティングレースを上品な濃い紫色のシルクタフタの上に重ねたパラソルです。豪華な手彫り彫刻のアイボリーハンドル、裏側はクリーム色のごく薄いシルク地、ゴージャスで繊細な雰囲気のパラソルです。

当時の貴婦人のアクセサリーでもあり、その時代の貴婦人の様子を伝える貴重な一品です。表側、裏側のシルク地に若干の傷みはあるものの、こうしたパラソルではまずまず良好な状態といえるのではないでしょうか。このようなタティングレースのパラソルは、昨今見つけるのが非常に困難なアイテムのひとつになっており、コレクションにおすすめ一点です。

(エンジェルコレクションは環境省・経済産業省が許可する象牙・タイマイ等を取り扱う「特定国際事業者」です。)

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