L-101-42

エシャーワーク ベビードレス

 

 

 


年代:イギリス製19世紀前期
材質:コットン
SIZE:肩幅約23cm 着丈約120cm

88,000

繊細なエシャーワークの見事な仕事はヴィクトリアンならでは!

薄いローン地に繊細な手刺繍とドロンワークを施したエシャーワーク、スコットランド西部のエシャー(エアシャー)地方特有のホワイトワークのベビードレスです。アイリッシュクロシェと同じく、貧しい地方だったエシャーの数少ない産業のひとつがこの手刺繍のエシャーワークだったようです。

胸元にびっしり施されたごく繊細な植物模様の刺繍とニードルの細工、ドロンワークの数々。裾の部分にも広範囲に渡って、同じく密度の高い華やかな花模様の刺繍が施されていて、それぞれの繊細なニードルの細工やドロンワークには思わず目を見張ってしまいます。ベビードレス全体のその植物模様の刺繍からは、スコットランドの豊かな自然が伝わってくるようです。

肩の部分にもいちめんの刺繍、袖の二段のフリル飾りが愛らしく、エシャワークのベビードレスに見られる特有のスタイルになっています。前身頃の胸元とスカート部分に付けられた両脇のフリル、これらの端には小さなカットワークと細かなブランケットステッチで始末され、その地味ながら膨大な仕事量に呆然としてしまいます。すべてが手縫いによるハンドメイドの仕事で、当時の職人の際だった美しい仕事ぶりを見ることが出来ます。ヴィクトリアン初頭の手刺繍のホワイトワークを堪能していただけるアイテムです。

また、スカートのギャザー部分は、前側、後ろ側とも非常に細やかなシャーリングが施されていて、ドレス自体は後ろあきで、二箇所綿テープで結わえるようになっています。このようなエシャーワークは19世紀前半1830年頃のものと思われ、当時、こうした手の込んだドレスは、いわゆる良家の子女(男の子も女の子も)のために作られたもの。洗礼式のためのセレモニー用のドレスで、これほど手の込んだ丈の長いエシャーワークのドレスは今まで入荷したことがありません。僅かな時間しか着せられなかったセレモニー用のドレスですし、その子供の誕生を祝う大切な記念の品だったということもあり、また、代々受け継ぐものでもありましたので、このように良い状態で出てくる物も少なくありません。

胸元の右下部分に補修したあと、スカート部分に生地が薄くなっている箇所、後ろ側に僅かなピンホールがありますが、この時代のものとしては大変良好な状態です。

商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らせて頂きます。

 

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