D-121-4
シャンティイレース パラソル
 
 
























年代:イギリス製19世紀後期
材質:シルク・天然素材
SIZE:長さ 約63cm

198,000
(¥180,000)
手彫り彫刻のハンドルの細工も秀逸、シャンティイレースのパラソル

シャンティイレースは17世紀半ばパリの北イル・ド・フランスのシャンティイで生まれた黒絹のボビン・レースです。18世紀後期にはルイ15世の愛人だったデュバリー夫人やマリー・アントワネットに愛されましたがフランス革命と共に衰退。ナポレオンの庇護の元19世紀初頭に復活しました。1840年代以降はノルマンディーに生産は移り、カーンやバイユー、そしてベルギーでも同様なレースが作られました。19世紀半ばには、ナポレオン三世の后、スペイン生まれのユージェニーに愛され、当時は華やかな色彩のドレスにシャンティイレースを飾ることが大流行しました。

パラソルは19世紀の貴婦人のお洒落アイテム。当時のファッションプレートでも、こうしたパラソルを手にした女性の姿を度々目にします。(お洒落で持つ物なのでパラソル自体はとても小さくて、「これで日差しが防げるの?」といった感じなのです。手に持つアクセサリーですから、日差しを防ぐ必要はあまりなかったのかもしれません。)

こちらは黒絹のレース、ボビンレースのシャンティイレース(シャンティイにはボビンレースのハンドメイドの他、マシーンメイドも存在します。)で、草花模様が織り出されています。シャンティイレースを上品なクリーム色のシルクタフタの上に重ねたパラソルです。豪華な手彫り彫刻のハンドル、石突きにも同様に手彫り彫刻が施されています。特にハンドルの手彫り彫刻は秀逸で、繊細なタッセル模様が透かし彫りで彫刻されています。(今まで扱ったパラソルの中では、際立って繊細な彫刻のハンドルです。)内側もクリーム色のシルクタフタ、ゴージャスで繊細な雰囲気のパラソルです。

当時の貴婦人のアクセサリーでもあり、その時代の貴婦人の様子を伝える貴重な一品です。シャンティイレースに傷み、外側のシルク地に裂けはありますが、内側のシルクの状態は概ね良好。このまま開かずに飾っていただくのには特に問題はありません。(デリケートな素材のパラソルは、状態が良好だとしても、開いて飾っておくことは不可です。)ハンドルは中央で折りたたみの出来る仕様になっています。「骨とハンドルが欲しかった。」いう方にはとてもおすすめです。

商品についてのご質問等は、お気軽に
メール・電話(tel 03-6228-6230)にてお問い合わせください。

BACK
HOME