J-87-15

“M”のモノグラムのダイヤブローチ


 

 


年代:フランス製19世紀後期
材質:18K・ダイヤ
SIZE:W 2.1cm×H 2.2cm×D 0.6cm

SOLD

お花を散りばめた“M”のモノグラム、ダイヤブローチ

リボンを模した“M”のモノグラム、その周囲に草花を散りばめた美しい透かし細工のダイヤブローチです。ざっと数えただけでも100石以上のローズカットダイヤがセットされており、密度が高く豪華、存在感のあるジュエリーです。

お花を模したダイヤはふくりん留め、それ以外のダイヤはすべて爪留めでセットされています。動きとともにびっしりとセットされたダイヤが生き物のように煌 めき、何よりも透かしの細工が繊細で優美。ハンドメイドならではの職人の技が光る逸品です。

表側の地金は無色透明のダイヤの色に合わせて18Kのホワイトゴールドで、裏側とブローチピンの部分はイエローゴールドが使われています。ブローチピンの 留めの部分にイーグルヘッドの刻印があります。元々はブローチですが、リボンに留めてチョーカーとしてお使いいただくのもおすすめ、フランスらしい華やか さが特徴のフェミニンなジュエリーです。大変良好な状態です。

フランスで“M”から始まる名前といえば、マリア様(Marie)のMをはじめ沢山の名前があります。たぶんこのブローチは頭文字“M”の誰かが身に着け ていたのではなく、頭文字“M”の誰かから他の誰かへ贈られた記念の品だと思われます。

ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。蝋燭の暗 い光源でも美しく光るようにカットされ、底部がフラットで三角形のファセットが特徴、「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれ ました。また、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も、ダイヤがふんだんに産出されなかったこの時代に存在した大きな理由のひとつと なっています。現代のブリリアントカットとはまったく違った渋いきらめきが魅力です。

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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。

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