まるでゴールドのレース細工、
繊細で優雅なカンティーユのペンダント
繊細なゴールド細工カンティーユに粒金細工、まるでレース細工を思わせる美しいクロスです。その中央には深い色合いのアメジストを爪留めでセット。明るいイエローゴールドに紫のアメジストの色合わせが補色の関係で、お互いの色を引き立て合い、美しく映ります。
特にその極小の粒金をクロス全体にロウ付けした細工には目を奪われ、当時の職人の仕事振りを堪能することが出来ます。また、同じくカンティーユで作られた豪華なバチカン部分にも沢山の粒金が付けられています。
カンティーユはフランス語で「刺繍」の意。ゴールドの産出量が少なかった18世紀後期、少ない量のゴールドを少しでも効果的に使うために編み出された技法
です。ゴールド細工の「刺繍」なんて、なんとも優雅な表現ですね。また、粒金細工はゴールドの小さな粒を散りばめて装飾する技法で、この小さな粒をひ
とつひとつをロウ付けしていくには高度な技術を必要とします。その歴史は大変古く、古代ローマや古代エトルニアにまで遡ることが出来ます。このカンティー
ユと粒金細工の組み合わせは、アンティークジュエリーではよく見られる技法です。
アンティークならではの繊細さ、技法の興味深さが感じられるジュエリーです。丸カンの部分に「フランスへの輸入品」、もしくは「おそらくフランス製だと思
われる場合」「外国に輸出されフランスに再輸入された場合」の「18K」を示すふくろうの刻印があり、このペンダントはフランス以外の国で作られた後、フ
ランスへ輸入された物だと思われます。お手持ちのゴールドチェーンで着けていただいたり、リボンを通してチョーカー風にお着けいただくのもおすすめ、ご希
望の方には別売りで現行品の
9K、18Kのチェーンもございます。大変良好な状態です。
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