J-83-2

ローズカットダイヤリング

 

 

 


年代:ヨーロッパ19世紀後期
材質:18K・シルバー・ダイヤ
SIZE:ベゼル部分 W1.1cm×H1.2cm×D0.35cm

9号(サイズ直し可)

SOLD

きらめきの美しい13石のローズカットダイヤ、
その時代らしいゴージャスなリング

ローズカットダイヤ13石の組み合せ、動くたびに美しくきらめくゴージャス なダイヤリングです。中央にはやや大きめのラウンドのローズカットダイヤ、その両脇に三つ葉のクローバーを模したようなローズカットダイヤ3石を組合わ せ、その上下にローズカットダイヤ3石が連なり、シャンクにつながっています。

地金は18Kのローズゴールドで「18K」を示すふくろうの刻印(通商条約のない国からの輸入品)と「シルバー」を示すスワン(通商条約のない国からの輸 入品)の刻印が刻まれていることから、当時、ヨーロッパの他の国で作られ、フランスへ輸入されたものかと思われます。シャンクの部分はローズゴールドです が、ダイヤの周囲にはダイヤの無色透明な石の色に合わせてシルバーが使われ、この時代のダイヤモンドジュエリー特有の作りになっています。色味がなく、硬 度が高いダイヤづかいのジュエリーのため、使いやすく日常的にはめていただくのもおすすめ。ローズカットダイヤを使ったペンダントトップやピアスと合わせ ていただいても素敵です。大変良好な状態です。

ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。蝋燭の暗 い光源でも美しく光るようにカットされ、底部がフラットで三角形のファセットが特徴、「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれ ました。また、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も、ダイヤがふんだんに産出されなかったこの時代に存在した大きな理由のひとつと なっています。現代のブリリアントカットとはまったく違った渋いきらめきが魅力です。

ご希望の方には無料でサイズ修理を承るほか、イニシャルや結婚記念日などのメモリアルな日付を、職人による手彫り彫刻で入れさせていただきます。

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