フランス語で“Tourbillon（トゥールビ ヨン「渦巻き」の意）” と呼ばれる個性的なデザインのリングです。1900年頃の短期間に作られたこのタイプは、フランスらしいデザインのひとつ。周囲に非常に繊細なミルグレイ ンをびっしり施し、渦巻きの部分に10石の小粒のローズカットダイヤ、中央には大振りのオールドヨーロピアンカットダイヤがセットされています。

特に中央のダイヤの輝きは格別で、その重さは約0.23キャラット。周りの渦巻き部分の細工と相まって、大変見応えがあり､着け映えがします。長い年月の 間のサイズ直し等で刻印は消えていますが、シャンクの部分は18Kと思われるイエローゴールド、ダイヤの周りにはダイヤの無色透明な色に合わせて同じくホワイトゴールドが使われています。

アンティークならではの職人の繊細な細工やアンティークらしい雰囲気を楽しみながらも、個性的であるがゆえに現代のファッションにも合わせやすいリングだと思います。大変良好な状態です。

オールドヨーロピアンカットは、現代のブリリアントカットの原型ともいえるカットですが、トップのテーブル面が小さく、クラウン部に厚みがあり、尖端の キューレットがカットしてある点が特徴です。そのため、現代のブリリアントカットがテーブル面に光を集めて均一に輝くのとは違い、カット面のひとつひとつ に輝きが宿り、石全体がキラキラときらめく印象があります。

ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。

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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。

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