深いブルーのサファイアと輝きの美しいダイヤを組合せた
“トワ・エ・モア” リング
対になるラウンドカットサファイアとオールドヨーロピアンカットダイヤは推定0.4〜0.5ct。サファイアは深いブルーの色合いで、ダイヤは虹色のファイアの出る強い輝き。それぞれ際立った石で、その両脇にきらきら瞬く小粒のローズカットダイヤを4石ずつセットしたフランス特有の“トワ・エ・モア”リング
です。こうしたふたつの核になる石を組み合わせたリングは「永遠の愛」を象徴するデザイン。“トワ・エ・モア(toi
et moi
「あなたと私」の意)”と呼ばれるフレンチリングならではのデザインです。
実は、ナポレオンがジョゼフィーヌに贈ったエンゲージリングも同じサファイアとダイヤの組合せの“toi
et
moi”。(まだ若かったナポレオンが贈ったのは、ペアシェイプの石をセットしたごくシンプルなリングでした。)「誠実」を意味するサファイアは、ヨーロッパでは古くから婚約指輪に選ばれてきました。このリングも誰かと誰かを結ぶ「絆」を表すリングだったのではと思われます。
石はすべてオープンセッティングで、光が石の裏側まで綺麗に回るようデザインされています。どの石もテリが良く、サファイアらしいブルーの色合い。特に、オールドヨーロピアンカットダイヤ、ローズカットダイヤとも虹色の美しいファイアがあらわれる輝きの強い石で、サファイアもダイヤも動きと共に美しく煌めきます。
フレンチジュエリーらしく地金は18K、ダイヤの周囲は無色透明なダイヤに合わせてプラチナが使われています。シャンクの後ろ側に、「ふくろう」と「マスク」の刻印があり、いずれもフランス、もしくは近隣の国からの輸入品
、または出自が不明な場合の「18K」と「プラチナ」を表す事から、こちらは元々フランス製で、後の時代に、再コントロールのため押された刻印と思われます。
そして、サファイアをセットする爪は、サファイアのブルーに映えるイエローゴールド。隅々まで気遣いが感じられるリングです。
ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。
商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。裏側の画像など、ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らせて頂きます。
※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
アフターケアについて