輝きの美しいオールドヨーロピアンンカットダイヤの“トワ・エ・モア”
リング
推定0.2ct、輝きの美しいオールドヨーロピアンカットダイヤ2石とその脇に小さなローズカットダイヤ3石ずつをセットしたフランス特有の“トワ・エ・モア”リング
です。こうしたふたつの核になる石を組み合わせたリングは「永遠の愛」を象徴するデザイン。“トワ・エ・モア(toi
et moi
「あなたと私」の意)”と呼ばれるフレンチリングならではのデザインです。
2石のダイヤの両脇は、アール・ヌーボーを思わせる有機的な曲線が透かし細工されていて、そこにローズカットダイヤが3石ずつセットされています。2石のダイヤはオープンセッティング、光が石の裏側まで綺麗に回るようデザインされています。小粒のローズカットダイヤもオープンセッティングです。シャンクはやや薄い作りで、はめ心地の良い、指馴染みの良いリングです。
オールドヨーロピアンカットは現代のブリリアントカットの原型ともいえるカットですが、クラウン部に厚みがあり、尖端のキューレットがカットしてある点が特徴です。そのため、現代のブリリアントカットがテーブル面に光を集めて均一に輝くのとは違い、カット面のひとつひとつに輝きが宿り、石全体がキラキラときらめく印象があります。無色透明のダイヤにもかかわらず、明るく輝くだけでなく、渋さや重厚感が感じられるアンティークらしいダイヤのカットのひとつです。
シャンクの地金は18Kのイエローゴールド、ダイヤの周囲はダイヤの無色透明な色に合わせてプラチナが使われています。シャンクの後ろ側に「18K」を表す「フクロウ」の刻印(「フクロウ」の刻印は、外国から輸入品や、フランスで作られて輸出され、再びフランスに戻ってきた場合など、出自がはっきりしない場合に付けられています。)が、また、「プラチナ」を示す「ドッグヘッド」の刻印(1912年から使用された刻印です。)が刻まれていることから、元々ホールマークは刻印されず、作られた時代よりも後の時代に、再コントロールのため、打たれたものと思われます。
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