J-112-11
すずらんローズカットダイヤ&シードパールブローチ

 









 


年代:イギリス製19世紀後期
材質:9K・シルバー・ダイヤ・パール
SIZE:W 3.9cm×H 1.35cm×D 0.8cm

363,000
(¥330,000)

天然真珠とローズカットダイヤで表現された可憐なすずらんのブローチ

春の訪れを告げるすずらんは小さなお花が可愛らしく、ヨーロッパで愛されているお花のひとつ。すずらんのお花を涙形の天然真珠で、葉っぱいちめんにびっしりローズカットダイヤをセットした可憐なすずらんのブローチです。さりげないサイズのブローチですが、動きと共にローズカットダイヤがきらきらと瞬き存在感があります。大げさ過ぎない、使いやすいヴィクトリアンジュエリーです。

地金は9K(専門の鑑別機関で鑑別済み)のイエローゴールドで、ダイヤの周囲の葉っぱ部分は、無色透明なダイヤの色に合わせてシルバーが使われています。そのような地金づかいも、この時代特有のもので、当時のダイヤモンドジュエリーではよく目にする作りです。ブローチピンはストッパーの付けられた上質な作り。落ち止めのシリコン製ストッパーをお付けしますので、念のため、お使いいただければと思います。大変良好な状態です。

真珠の養殖技術がまだ実用化されていなかったこの時代、こうしたパールはすべて天然真珠でした。現代に比べて真珠自体の価値が非常に高かった頃のヴィクトリアンジュエリーです。

ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。蝋燭の灯 りしかなかった古い時代特有のカットで、蝋燭の暗い光源でも美しく光るようカット面がすべて三角形をしている点が特徴、底面がフラットで「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。現代のブリリアントカットとはまったく違った渋いきらめきが魅力です。また、ダイヤがふんだん に産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も当時人気を博した理由のひとつとなっています。

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