J-109-18
クレセント&ハート シードパールブローチ
(オリジナルボックス付き)
 










年代:イギリス19世紀後期
材質:ゴールド・パール
皮革・シルク(ボックス)
SIZE:ブローチ本体 W 5cm×H 1.2cm×D 1.4cm
ボックス W 6.2cm×H 2.2cm×D 5cm

SOLD
すっきりした美しいシェイプ
ハートをあしらったクレセントブローチ

すっきりした美しいシェイプのクレセントにグラデーションになった天然真珠のシードパールをセット、同じくシードパールで出来たハートをあしらった典型的なヴィクトリアン後期のジュエリーです。19世紀のイギリスでは、月や星など自然をモチーフにしたジュエリーが好まれ、特に三日月のジュエリーは、「月」と「貞淑」の女神ダイアナに由来し、「ハネムーンブローチ」として、新婚の男性から新婦に贈られるジュエリーとして、とても人気がありました。三日月は「新しい関係」を意味するモチーフ、結婚生活が「満ちる」ことを祈ったシンボリックなジュエリーです。

こちらは三日月にあしらわれたハートモチーフがポイント。ブローチ全体にハーフカットした光沢の美しい天然真珠を極小の爪ですべて爪留め。クレセントを埋めるパールのグラデーションも美しく、パールの色合いも非常に均一で綺麗に揃っています。ハート形にセットされたパールは、真円かと見まごうほど立体感があります。

刻印は見当たりませんが、地金はハイキャラットと思われるイエローゴールドで、ブローチの側面には、ぐるりと繊細な透かしの細工が施されています。

こちらのブローチには皮革製のオリジナルボックスが付属していますが、ふたの裏側のシルク張りの部分には、“Goldsmiths & Silversmiths Company”のジュエラーの名称と“112 REGENT STREET LONDON”の住所が金箔押しされていて、由来がよく分る点も大変興味深いです。“Goldsmiths & Silversmiths Company”は1880 年設立、ロンドンの目抜き通りのリージェント・ストリートに店舗を構えていた老舗ジュエラーで、その後1952年にガラードに買収されました。(現在、リージェント・ストリートのその番地はMarc Jacobsの店舗になっています。)

以上のような点からも、こちらが当時、有名ジュエラーで作られた上質なブローチであることが分かります。大変良好な状態です。

エンジェルコレクションのブローチには、すべてシリコン製の「ブローチセーフティー」をお付けしております。「ブローチセーフティー」をご使用いただきますと、ブローチを落とす心配がないので安心して着けていただけます。

商品についてのご質問等は、お気軽に
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