「婦人参政権」をエレガントに主張するサフラジェットジュエリー
花芯にグリーンのペリドット、美しい菫色のアメジスト3石とシードパールでパンジーの花びらを模した透かし細工。その下に美しいオーバルのペリドットが揺れる魅力的なデザインのサフラジェットジュエリーです。今まで数々のサフラジェットジュエリーを扱ってきましたが、パンジーデザインのものは初めて。愛らしいフォルムで、パンジーがお好きな方にもおすすめのジュエリーです。
元々、「パンジー」という言葉は、フランス語で“pansee(パン
セ)”「思想」「もの思い」を語源とし、蕾の下向きの形が物思いにふける人の姿に似ていることに由来しており、アンティークジュエリーでは「あなたのことを思っています。」という愛情を托すお花のモチーフとして知られています。このジュエリーも、誰かからの愛を託した贈り物だったのかもしれません。
地金は9Kのイエローゴールドで、バチカンに「9K」を示す「375」の刻印が刻まれています。 たっぷりと地金が使われていて重厚な雰囲気。バチカン部分は後ろ側に折り畳める細工になっていて、ブローチとしてお使いいただくことも出来ます。イギリスで「婦人参政権運動」が始まった1908年から、実際に婦人参政権が認められた1918年の間に制作されたものと思われます。大変良好な状態です。ご希望の方には別売りでアンティーク、現行品の9K、18Kのチェーンもございます。
“suffragette(サフラジェット)”とは「婦人参政権論者」の意。1908年に「女性社会政治同盟」が、“GIVE
WOMEN
VOTES(「女性に選挙権を」の意)”の頭文字から、Green
= 希望、White = 清らかさ、Violet =
尊厳、のシンボルカラーを考案。1918年に参政権が認められるまでの十年の間、このシンボルカラー(ペリドット、アメジスト、パールもしくはダイヤ)の様々なサフラジェットシュエリーが作られました。当時、激しかった政治運動をもこうした美しいジュエリーで主張するなんてエレガント。女性が外の世界に向けて自分の意志を主張しづらかった20世紀初頭、こうしたジュエリーを身に着けることで、さりげなく自分の意志を表現したのかもしれません。
エンジェルコレクションのブローチには、すべてシリコン製の「ブローチセーフティー」をお付けしております。「ブローチセーフティー」をご使用いただきますと、ブローチを落とす心配がないので安心して着けていただけます。
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