「婦人参政権」をエレガントに主張するサフラジェットリング
中央にオーバルのオールドカットのアメジスト(W
4mmxH
6mm)、その両側に2石の明るいオーバルのオールドカットペリドット(それぞれW
3mmxH
5mm)、その間に2石ずつ計4石のオールドカットダイヤモンドをボリューム感のあるゴールドの地金にオープンセッティング。菫色のアメジストの色合いも
美しく、左右のペリドットの色合いもバランスが取れていて、その間にダイヤが2石ずつ輝く、透明感のある魅力的なサフラジェットリングです。
滑らかで艶やかなゴールドのシャンクで、それぞれの石は極小の爪留め。石の裏側まで光が回るよう、オープンセッティングされています。いずれも当時のハンドメイドならではの重厚感のある作りです。
地金は9Kのイエローゴールドです。「9K」を示す「9・375」と、「バーミンガム1917年製」を示すシティマークとデイトマークの刻印が刻まれてい
ます。1917年といえば、イギリスの婦人参政権が認められた1918年の前年にあたる年。婦人参政権運動まっただ中に制作されたサフラジェットジュエ
リーです。大変良好な状態です。ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。
“suffragette(サフラジェット)”とは「婦人参政権論者」の意。1908年に「女性社会政治同盟」が、“GIVE
WOMEN
VOTES(「女性に選挙権を」の意)”の頭文字から、Green
= 希望、White = 清らかさ、Violet =
尊厳、のシンボルカラーを考案。1918年に参政権が認められるまでの十年の間、このシンボルカラー(ペリドット、アメジスト、パールもしくはダイヤ)の
様々なサフラジェットシュエリーが作られました。当時、激しかった政治運動をもこうした美しいジュエリーで主張するなんてエレガント。女性が外の世界に向
けて自分の意志を主張しづらかった20世紀初頭、こうしたジュエリーを身に着けることで、さりげなく自分の意志を表現したのかもしれません。
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