J-107-3
ペリドット、アメジスト&ダイヤのサフラジェットリング
 















年代:イギリス(バーミンガム)1917年製
材質:9K・アメジスト・ペリドット・ダイヤモンド
SIZE:15号(サイズ直し可)
ベゼルのサイズ 
W 1.65cm×H 0.73cm×D 0.3cm

SOLD
「婦人参政権」をエレガントに主張するサフラジェットリング

中央にオーバルのオールドカットのアメジスト(W 4mmxH 6mm)、その両側に2石の明るいオーバルのオールドカットペリドット(それぞれW 3mmxH 5mm)、その間に2石ずつ計4石のオールドカットダイヤモンドをボリューム感のあるゴールドの地金にオープンセッティング。菫色のアメジストの色合いも 美しく、左右のペリドットの色合いもバランスが取れていて、その間にダイヤが2石ずつ輝く、透明感のある魅力的なサフラジェットリングです。

滑らかで艶やかなゴールドのシャンクで、それぞれの石は極小の爪留め。石の裏側まで光が回るよう、オープンセッティングされています。いずれも当時のハンドメイドならではの重厚感のある作りです。

地金は9Kのイエローゴールドです。「9K」を示す「9・375」と、「バーミンガム1917年製」を示すシティマークとデイトマークの刻印が刻まれてい ます。1917年といえば、イギリスの婦人参政権が認められた1918年の前年にあたる年。婦人参政権運動まっただ中に制作されたサフラジェットジュエ リーです。大変良好な状態です。ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。

“suffragette(サフラジェット)”とは「婦人参政権論者」の意。1908年に「女性社会政治同盟」が、“GIVE WOMEN VOTES(「女性に選挙権を」の意)”の頭文字から、Green = 希望、White = 清らかさ、Violet = 尊厳、のシンボルカラーを考案。1918年に参政権が認められるまでの十年の間、このシンボルカラー(ペリドット、アメジスト、パールもしくはダイヤ)の 様々なサフラジェットシュエリーが作られました。当時、激しかった政治運動をもこうした美しいジュエリーで主張するなんてエレガント。女性が外の世界に向 けて自分の意志を主張しづらかった20世紀初頭、こうしたジュエリーを身に着けることで、さりげなく自分の意志を表現したのかもしれません。

商品についてのご質問等は、お気軽に
メール・電話・FAXにてお問い合わせください。裏側の画像など、ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らせて頂きます。

ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。

アフターケアについて

BACK
HOME