すずらん好きの方におすすめ!
ローズカットダイヤが煌めくすずらんのブーケ
リボンで結わえたすずらんのお花に、アンティークならではのローズ
カットダイヤをちりばめた細やかな作り、いくつものパーツを組合せた立体感のあるブローチです。春の訪れを告げるすずらんはヨーロッパで愛されているお花
のひとつ。そのフォルムにはフランスらしい優雅さが感じられ、すずらん好きの方におすすめなジュエリーです。
元々オランダで発明されたカッティングスタイルのローズカットダイヤですが、こちらは裏側がすべてオープンになったオープンセッティング。ローズカットダ
イヤ47石がセットされていて、裏側から光りが入るので、動きと共にそれぞれが美しく煌めきます。
動きのある葉っぱやリボンの表現が立体的、すずらんの細身の茎の部分はナイフエッジの細工(茎の部分の繊細なナイフエッジの細工(表側から見ると大変細く
見えますが、裏側は太くして強度を保つ作りになっています。)など、巧みな細工が駆使されています。
ダイヤモンドの輝きを際立たせるように、表側の地金はダイヤの無色透明の色に合わせたシルバーで、裏側はドレスにシルバーの酸化が付いて汚れてしまわない
よう、ゴールドになった張り合せ、ブローチピンもゴールド製になっていて、「18K」を示すイーグルヘッドの刻印があります。19世紀末にジュエリーにプ
ラチナが登場するようになるまで、ダイヤモンドを用いた上質なジュエリーにはこうしたシルバーとゴールドを張り合わせた素材が使われました。
ブローチピンに落ち止めが付けられている上質な作りです。(エンジェルコレクションのすべてのブローチには落ち止めのシリコン製ストッパーをお付けします
ので、こちらをお使いいただけましたら落としてしまうことはありません。)大変良好な状態です。
ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。蝋燭の灯
りしかなかった古い時代特有のカットで、蝋燭の暗い光源でも美しく光るようカット面がすべて三角形をしている点が特徴、底面がフラットで「薔薇の蕾」のよ
うに盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。現代のブリリアントカットとはまったく違った渋いきらめきが魅力です。また、ダイヤがふんだん
に産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も当時人気を博した理由のひとつとなっています。
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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
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