「婦人参政権」をエレガントに主張するサフラジェットジュエリー
シードパールを散りばめた四弁のお花形の台座の中央にラウンドカット
のアメジスト。お花の台座はグリッド状の透かしの細工になっており、グリッドの交差する部分にもふくりん留めのシードパールがあしらわれていて立体的。ふ
くりんの縁にはごくごく繊細にミル打ちされています。台座の周囲のシードパールは爪留め、いずれも極小のシードパールが使われています。台座からは葉っぱ
のような細工のシードパールと共に涙形のペリドットが提げられています。こちらはペンダントにもブローチにもお使いいただける2wayジュエリーです。
(バチカンの部分は、台座の裏に蝶番で付けられていて、ブローチとしてお使いいただく際には、前側から見えないように裏側に倒すことが出来ます。)
深い紫色のアメジストに美しいオリーブグリーンのペリドットの組合せが鮮やか、特にアメジストの周りにはシードパールによる小さな水玉模様が細工されてい
るように見えます。いずれもシードパールは天然真珠をハーフカットしたハーフパール。バチカン部分にも極小のシードパール3粒がセットされています。真珠
の養殖技術がまだ実用化されていなかったこの時代、こうしたシードパールはすべて天然真珠でした。現代に比べて真珠自体の価値が非常に高価だった頃のジュ
エリーです。
“suffragette(サフラジェット)”とは「婦人参政権論者」の意。1908年に「女性社会政治同盟」が、“GIVE
WOMEN
VOTES(「女性に選挙権を」の意)”の頭文字から、Green
= 希望、White = 清らかさ、Violet =
尊厳、のシンボルカラーを考案。1918年に参政権が認められるまでの十年の間、このシンボルカラー(ペリドット、アメジスト、パールもしくはダイヤ)の
様々なサフラジェットシュエリーが作られました。当時、激しかった政治運動をもこうした美しいジュエリーで主張するなんてエレガント。女性が外の世界に向
けて自分の意志を主張しづらかった20世紀初頭、こうしたジュエリーを身に着けることで、さりげなく自分の意志を表現したのかもしれません。
地金は15Kのイエローゴールドで裏側に「15CT」の刻印があります。ハイキャラットで作られていることからも、このジュエリーが上質なものだというこ
とが分ります。現行品の9Kのチェーンが付属していますが、特に違和感はありません。バチカンから外すことが出来るので、他のチェーンに付け替えることも
出来ます。大変良好な状態です。
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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
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