均一で美しいミル打ちの細工、「愛」の象徴のバックル型リング
19世紀末のヴィクトリアン後期から20世紀初頭のエドワーディアンに流行したこのようなバックル型リングは、当時「愛」と「追悼」の象徴でした。ベルトとバックルの組合わせは、「永遠の忠誠心」や「愛情」を意味します。
このリングも、当時の持ち主にとって、何か特別な意味があったに違いありません。リングの上下に細工された精巧なミル打ちが特徴で、こうしたバックル型の
リングには珍しく非常にすっきりしたフォルムが、よりこの繊細な細工を引き立てています。一段ではなく、二段になったバックルも比較的珍しいデザインで
す。地金がお好きな方におすすめ。巾広のフォルムで存在感があります。
地金は9Kのイエローゴールド。シャンクの裏側に、「9K」を表す「9」「375」、「バーミンガム1897年製」のシティマークとデイトマーク、メー
カー名と思われる「JM」の刻印があります。イエローゴールドのみのリングのため、他のアンティークジュエリーと合せやすく、広巾のためはめ心地の良い、
日常的に使いやすいリングだと思います。大変良好な状態です。
ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。ただし、こちらのリングは「サイズ直し可」ではありますが、サイズ修理はおすすめしません。
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