J-103-4
ローズカットダイヤペンダント(チェーン付き)
 

















年代:フランス19世紀後期
材質:シルバー・9K・ダイヤ
SIZE:W 1.55cm×H 3.7cm×D 0.5cm
輪状のパーツの直径 1.55cm
中央のダイヤの直径 0.75cm(台座を含む)
チェーンの長さ 45cm

SOLD

中央の大粒のローズカットダイヤが生き物のように煌めくペンダント
12石のローズカットダイヤが散りばめられた輪状のパーツの内側に揺れる大粒のローズカットダイヤ。こちらは直径約7.5ミリで、ローズカットの三角形のファセットが肉眼で確認出来るサイズです。動きと共にまるで生き物のようにキラキラ煌めきます。一番下にはダイヤ2石がセットされたフリンジ状のパーツひとつが下がり、全部で16石のローズカットダイヤがセットされています。中央の大粒のダイヤに微細なフラクチャーがありますが、肉眼では判別出来ません。

ローズカットダイヤは蝋燭の灯りしかなかった古い時代特有のカットで、蝋燭の暗い光源でも美しく光るよう、底部がフラットで三角形のファセットが特徴です。現代のブリリアントカットとはまったく違った渋いきらめきが魅力です。

ダイヤモンドの輝きを際立たせるように、表側の地金はダイヤの無色透明の色に合わせたシルバーで、裏側はドレスにシルバーの酸化が付いて汚れてしまわないよう、ゴールドになった張り合せ。19世紀末にジュエリーにプラチナが登場するようになるまで、ダイヤモンドを用いた上質なジュエリーにはこうしたシルバーとゴールドを張り合わせた素材が使われました。

ペンダントトップに付けられたゴールドチェーンは9Kのイエローゴールドで、棒状のクラスプの表面に「9K」を示す「9CT」の刻印があります。トップとチェーンが固定されているので、チェーンが回ることなく、トップの位置が変わらず、使いやすい点もポイントです。チェーンの長さは45cmですが、ご希望の方には長さの調節のご相談も承ります。(無料で調節いたします。)大変良好な状態です。

ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。カット面がすべて三角形をしている点が特徴、底面がフラットで「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。また、ダイヤがふんだんに産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も大きな特徴となっています。

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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。

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