年代:フランス19世紀後期
材質:シルバー・ゴールド・ダイヤ
SIZE:W 1.5cm×H 4.2cm×D
0.45cm(バチカンを含む)
チェーンの長さ 51cm
SOLD
竪琴を思わせるフォルムに涙形のローズカットダイヤが印象的、
エレガントなペンダント
竪琴を思わせるフォルムの中央に涙形の大振りなローズ
カットダイヤを伏せ込みでセット。涙形のローズカットダイヤの周囲には17石のローズカットダイヤが散りばめられ、さらにその下に3石の同じくローズカッ
トダイヤが揺れるエレガントなデザイン。バチカンにも2石のダイヤがセットされた上質なペンダントです。涙形の透明感の美しいローズカットダイヤが印象
的、動きとともにダイヤがきらめき、3石のダイヤが繊細に揺れる魅惑的なジュエリーです。
ローズカットダイヤは蝋燭の灯りしかなかった古い時代特有のカットで、蝋燭の暗い光源でも美しく光るよう、底部がフラットで三角形のファセットが特徴です。現代のブリリアントカットとはまったく違った渋いきらめきが魅力です。
ダイヤモンドの輝きを際立たせるように、表側の地金はダイヤの無色透明の色に合わせたシルバーで、裏側はドレスにシルバーの酸化が付いて汚れてしまわない
よう、ゴールドになった張り合せ。19世紀末にジュエリーにプラチナが登場するようになるまで、ダイヤモンドを用いた上質なジュエリーにはこうしたシル
バーとゴールドを張り合わせた素材が使われました。
シルバーチェーンが付属していますが、ベルベットリボンなどでチョーカー風に着けていただくのもおすすめです。シルバーチェーンは50cmの長さですが、
引き輪から10cmの箇所に丸カンを入れたため、40cmの長さでもお使いいただけます。長めにして洋服の上にも、胸元の地肌の上にも、どちらにもお着け
いただけます。ご希望の方にはチェーンの長さの調節のご相談も承ります。(無料で調節いたします。)大変良好な状態です。
ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。カット面
がすべて三角形をしている点が特徴、底面がフラットで「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。また、ダイヤがふんだん
に産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も大きな特徴となっています。
商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。裏側の画像など、ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らさせて頂きます。
※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。
アフターケアについて
|