J-100-7
ハートミニアチュールペンダント

 

 


年代:ヨーロッパ製19世紀後期
材質:シルバー(900)・パール・アイボリー
SIZE:全体の長さ 3.65cm
ハート部分 W 1.9cm×H 2.14cm×D 4.7cm

SOLD
レースのボネをかぶった優しげな女性像
ミニアチュールのペンダント

長年探していたミニアチュールのジュエリーですが、なかなか好みの顔の女性に出会うことがかなわず、このたびやっと入荷することが出来ました。19世紀後期とみられるミニアチュールのハート形ペンダントです。こちらは、薄い象牙の板に極細の筆で手描きされた細密画。写真がまだ一般的でなかった19世紀には、大切な人の肖像を持ち歩くことが出来るこのようなジュエリーが流行しました。

描かれているのは、薄紫のリボンの付いたレースのボネをかぶった優しげな女性像で、落ち着いたトーンがノスタルジックな雰囲気。ハート形のフォルムもラヴリー、ミニアチュールの上には球面のガラス板が、裏側にもフラットなガラス板がはめられています。非常に精巧な作りで、ミニアチュールの周囲には極小の天然真珠のハーフパールが、それぞれ小さな爪でびっしり爪留めされています。真珠の養殖技術がまだ実用化されていなかったこの時代、こうしたシードパールはすべて天然真珠でした。現代に比べて真珠自体の価値が非常に高価だった時代のジュエリーです。粒の揃ったパールの状態も大変良好、バチカンにまでも極小のシードパールがセットされています。

フレームは900シルバーで、裏側に「900」の刻印があります。お手持ちのシルバーチェーンと合わせていただいたり、リボンなどでチョーカー風に着けていただくのもおすすめ。ジュエリーなので、もちろん身に着けてお楽しみいただけますが、コレクションとして飾っていただくのもおすすめです。

商品についてのご質問等は、お気軽に
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