年代:フランス製19世紀末
材質:シルク
SIZE:W 14.3cm×H 19.6cm×D 4.2cm
¥41,800
(¥38,000)
“Marie Cheririse”のお名前入り、
優美でシックな洗礼式用チョコレートボックス
生まれたばかりの子供の洗礼式の引き出物として用意されたチョコレートやドラジェのパッケージ、チョコレートボックスです。19世紀の昔からフランス人にとってチョコレートはポピュラーな贈答品のひとつ。洗礼式にも欠かせないアイテムでした。
エンブレムのような七角形のフォルムも特徴的、洗礼式用のチョコレートボックスの中でもひときわ豪華なシルク製。ブルジョワのおうちの子供のために誂えられたと思われるボックスです。シルク地にエッチングで印刷されています。
ボックスの左側には、リボンをあしらったロココ調のフレームの中に1830年代の親子の姿が表現され(母親のキリンを模した「ア・ラ・ジラフ」のヘアスタイルから時代が特定出来ます。)、その右側には教会が。下には(リボンで見えにくいのですが)乳母に抱かれた赤ちゃんと洗礼式に集う人々の姿が描かれています。ボックスに描かれている人物の服装などから、19世紀前半の風俗が伝わってきます。
ボックスの中央には、斜めにアイボリーのリボンが掛けられていて、生まれた子供の名前“Marie
Cheririse(マリー・シェリーズ)”のお名前(女の子ですね!)と、「1899年5月28日」の生年月日がイエローの糸で刺繍されています。
シルクの光沢が美しく、大変良好な状態です。このままプレートスタンドで絵を飾るよう飾っていただくのもおすすめ、お店でもそのように飾っています。
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