シックな黒絹のレース、シャンティイ
シャンティイレースは17世紀半ばパリの北イル・ド・フランスのシャンティイで生まれた黒絹のボビン・レースです。19世紀半ば、ナポレオン三世の后、スペイン生まれのユージェニーに愛され、当時は色物のドレスにシャンティイレースを飾ることが大流行しました。
当時のファッションプレートでは、シャンティイの大振りなショールなどを目にすることが多いのですが、このレースはシャンティイでは珍しい小振りなアイ
テム、首に巻くためのタイ、もしくは首筋をひらひら飾る髪飾りの一種のラペットです。中央の連なったお花のガーランド模様がチャーミング、縁を飾る模様も
繊細。何よりシルク素材のボビンレースの繊細でエレガントな雰囲気が魅力となっています。
シャンティイはシルク素材のため、リネン素材のレースに比べて傷みやすいレースのひとつですが、こちらは実際にお使いいただくことも出来る大変良好な状態です。ご希望の方には額装も承りますのでお気軽にご相談下さい。
商品についてのご質問等は、お気軽にメール・電話・FAXにてお問い合わせください。ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らせて頂きます。