デリケートなマットエナメルの素材感が魅力的、
天然真珠のさくらんぼのペンダント
さくらんぼをかたどった天然真珠に、縁が僅かにピンクを帯びた艶消しの淡いグリーンエナメルの葉っぱ。ボタン形の天然真珠の個性的なフォルムと、マットエナメル特有のデリケートな色合いや素材感が大変魅力的なアール・ヌーボー期のペンダントです。
葉っぱの繊細なゴールド細工やその上から施されたマットエナメルのどこか艶めかしい質感は他に類を見ない表現。また、このジュエリーが作られ
た19世紀末、養殖真珠はまだ無く、真珠といえば天然真珠のことを指しました。
一見、フランスらしい雰囲気がありますが、バチカンの裏側に“14K”の刻印があることから、アメリカ製だと思われます。また比較的しっかりした地金のチェーンが付属しており、こちらは9K製です。大変良好な状態です。
ご希望に応じてチェーンの長さを無料で調節いたします。
ご存じの通り、アール・ヌーボーは19世紀末のフランスを中心に花開いた新しい装飾洋式で、有機的な曲線や植物の模様に特徴があります。当時流行していた
ジャポニズムからのインスピレーションを受けたことでも知られており、その植物に対する表現などは、私達日本人にも大変馴染みやすいものとなっています。
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