J-87-3

ペリドット&アメジストのサフラジェットペンダント(チェーン付き)


 

 


年代:イギリス製1910年頃
材質:ゴールド・ペリドット・アメジスト・パール(チェーンは9K)
SIZE:全体の長さ 4.5cm
W 2.3cm×H 3.5cm×D 0.35cm(バチカンを含まず)
チェーンの長さ 41cm
SOLD

「婦人参政権」をエレガントに主張する、
サフラジェットペンダント

シードパールを散りばめたリボンの下で繊細に揺れる涙形のペリドットと小粒のアメジスト。その周囲を、シードパールをセットした草花で囲んだエレガントなペンダントです。中央下の可憐なお花の細工の中心には真円の天然真珠がセットされています。

ふくりん留めのペリドットを囲む繊細なミルグレインの細工が秀逸、その上の小粒のアメジストがポイントになっています。いずれもシードパールは天然真珠を ハーフカットし、爪留めで留めたもの。バチカン部分にも極小のシードパール3粒がセットされています。真珠の養殖技術がまだ実用化されていなかったこの時 代、こうしたシードパールはすべて天然真珠でした。現代に比べて真珠自体の価値が非常に高価だった頃のジュエリーです。

“suffragette(サフラジェット)”とは「婦人参政権論者」の意。1908年に「女性社会政治同盟」が、“GIVE WOMEN VOTES”の頭文字から、Green = 希望、White = 清らかさ、Violet = 尊厳、のシンボルカラーを考案。1918年に参政権が認められるまでの十年の間、このシンボルカラー(ペリドット、アメジスト、パールもしくはダイヤ)の 様々なサフラジェットシュエリーが作られました。当時、激しかった政治運動をもこうした美しいジュエリーで主張するなんてエレガント。女性が外の世界に向 けて自分の意志を主張しづらかった20世紀初頭、こうしたジュエリーを身に着けることで、女性達はさりげなく自分の意志を表現したのかもしれません。

地金は9Kと思われるイエローゴールドで、ゴールドチェーンには9Kの刻印があります。チェーンが付属していますが、黒やベージュ、モスグリーンのリボンでチョーカー風にお使いいただくのもおすすめです。大変良好な状態です。

ご希望に応じてチェーンの長さを無料で調節いたします。

商品についてのご質問等は、お気軽に
メール・電話・FAXにてお問い合わせください。裏側の画像など、ホームページに掲載以外の画像もご希望に応じて送らさせて頂きます。

※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。

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