J-104-1
ローズカットダイヤリング
 
















年代:オランダ19世紀後期
材質:14K・シルバー・ダイヤ
SIZE:ベゼルの直径 1.3cm
ダイヤの直径 0.5cm

15号(サイズ直し可)

SOLD
サンホイールの形が印象的、大きく美しいダイヤの存在感のあるリング

ローズカットダイヤにしては珍しく透明感があり、強い輝きのダイヤ は、サイズ感も大きく直径5mm。周囲はサンホイール(太陽車輪)を思わせるお花形で、小粒のローズカットダイヤ10石をセット、中央のダイヤも周囲のダ イヤも動きとともにそれぞれ激しく煌めきます。中石、脇石とも、石の裏側に金属箔を入れ込んだ、アンティークならではのホイルバックのクローズドセッティ ングです。サンホイールは太陽の恵みや「永遠」「繁栄」を意味するシンボルで、力強さを感じるデザインです

ダイヤモンドの輝きを際立たせるように、表側の地金はダイヤの無色透明の色に合わせたシルバーで、裏側は肌にシルバーの酸化が付いて汚れてしまわないよ う、14Kイエローゴールドになった張り合せ。シャンクの部分には、繊細な彫刻が施されています。

シャンクの裏側に「14K」を示す「525」と、スターリングシルバーを示す「925」の刻印が刻まれています。19世紀末にジュエリーにプラチナが登場 するようになるまで、ダイヤモンドを用いた上質なジュエリーにはこうしたシルバーとゴールドを張り合わせた素材が使われました。

地金がシルバーとイエローゴールドのコンビのため、どちらの色目の地金のジュエリーとも会わせていただけますし、同じくローズカットダイヤを使ったペンダ ントやブローチ、ピアスと合わせていただいても素敵です。リングは唯一自分で見ることの出来るジュエリー、ことにサンホイールの形は「未来永劫繁栄が続 く」という意味あいのおめでたいシンボル。大きくて輝きの美しいローズカットダイヤに、着けていて気分が揚がります。

ローズカットダイヤは現代のようなブリリアントカットが普及する以前、16世紀から20世紀初頭にかけて人気を博したカッティングのひとつです。カット面 がすべて三角形をしている点が特徴、底面がフラットで「薔薇の蕾」のように盛り上がった形のため「ローズカット」と呼ばれました。また、ダイヤがふんだん に産出されなかった時代、ブリリアントカットなどに比べて厚みを必要としなかった点も大きな特徴となっています。

ご希望の方には無料でサイズ修理を承ります。

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※こちらの商品には鑑別機関発行の鑑別書が付属しています。

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